ロールキャベツじゃなくてキャベツシチューなんだね

新宿で昼。ひさしぶりに「アカシヤ」にくる。
スタジオアルタの裏側の路地に古色蒼然としたロシア風の建物が忽然と姿を現す。昼尚暗い路地にそこだけ別の次元がぽっかり姿をあらわすような独特のムードがたのしい。
ただ路地の入り口にあったビルが建て替え工事の真っ最中で、かつての秘密めいた路地裏感が薄まったのがいささか残念。
看板に「当店独特料理」という文字が誇らしげに踊っててその独特料理がロールキャベツシチュー。
ただのロールキャベツでなくロールキャベツのシチューであるという立ち位置がなにより独特。その独特料理にメンチカツやポークソテといった洋食料理がついたコンビネーションが人気の商品。

豚ロースのオイル焼きとロールキャベツシチューがオキニイリ。
それをたのんでぼんやりと待つ。
お店の中も日本離れした空間で、昔はゆったり客席が配置されてた。
人気に対応するためでしょう。
客席が増えて、ボクが案内されたところは入り口近くの壁の角。
おそらくかつて公衆電話が置かれていたんじゃないかと思うような場所で、壁に向かって食事するとはまるで修行のような感覚。
しょうがない。
それほど待たずして料理が到着。
ロールキャベツは仕込んでいます。注文が入ったらホワイトシチューと合わせて煮たてれば完成するからあっという間。豚ロースのオイル焼きができれば完成というスピード料理。

豚ロースのオイル焼きがおいしいのネ…、ある程度の厚みを持った豚ロースをスパイスと油で炒めて最後に醤油風味のタレを絡めて仕上げた料理。千切りキャベツがたっぷり添えられていて、そこに豚を炒めたタレが絡んで千切りキャベツまでもがおいしい。
ロールキャベツはくるたび芯の挽肉の量が少なくなるようが気がするのネ。
考えてみればロールキャベツとはつまりキャベツを巻いたということであって、何を巻いているかを説明しない不思議な名前。キャベツをおいしく食べる料理と思えばそれでいいのだろうけど、なんだかちょっと寂しくて味もどこかたよりなくなったような気がしてしまう。
昔はもっとおいしかったんだよな…、と思うもそれは気のせいかもしれず懐かしさことがここにくる最大の目的なんだと思うことにする。

 

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