ロボット笑いの廻る寿司

東北での仕事。できたばかりのテイクアウト専門の店。
最近、日本全国で食品製造販売店が増えている。
中でも唐揚げと餃子のお店はブームになってて、ココも唐揚げのテイクアウトのお店を作ろう…、って計画。
場所も決まって準備をすするめる中で、果たして唐揚げだけでいいんだろうか…、って、素朴な疑問。唐揚げを好む人は若い男性。けれど地方で限られた客層だけを相手にしてては話題になってもブームは短命。
たまたまお店を経営する人が寿司が得意な人でそれならと海鮮丼を抱き合わせてみた。どちらもできたて、作りたて。そしたら海鮮丼をかったついでに唐揚げを買う人続出の大繁盛。
本来ならば専門店に見えぬお店は人気がでない。抱き合わせ販売はなるべく避ける…、というのがこういうお店づくりの鉄則だった。でも結局はお客様がよろこぶことに素直な業態が人気を得るんだ…、って勉強をする。オモシロイ。

気になるお店をちょっと訪ねる。回転寿司の函太郎。
函館に本拠地をもつ回転寿司のローカルチェーンで、東京駅の地下食堂街の一角にできたばかりというニューフェイス。
実は近所に去年、立喰い寿司の店ができててそちらはかなりの人気のよう。
この店は場所が少々わかりづらいということもあり、まだまだ馴染みがついてるようには見えない状況。回転寿司とはいえ廻すよりもタブレット端末から注文して握ってもらうという今、流行ってるスタイルの店。もうこうなると「回転寿司」というのはあくまで記号であって、機能ではないって感じさえする。オモシロイ。

とりあえず活の貝を3種類。ホッキにつぶ貝、それから赤貝。
どれもしっかりとした個体で立派。特につぶ貝のバリバリ歯切れる感じであったり、赤貝のねっとりとした粘る感じはかなり上等。感心します。

光り物三貫をたのんでみると、イワシにアジに〆た鯖。どれも見事でなにより仕事のキレイなコト。ただ、回転寿司でこういう仕事をされるとちょっと、違うかなぁ…、って気持ちが引いちゃう。
桜えびの頭を浮かべた味噌汁でお腹をあっため小腹を満たした。
最後にピピッとハンディターミナルをお皿に押し付け、食べた料理の合計金額を計算し、電子ペーパーをモニターにしたポケベルみたいな端末に情報移して、どうぞと手渡す。
それをレジで読み取って支払いをする…、という、冷たい未来のテクノロジ。その冷たさを帳消しにしようとスタッフの笑顔ばかりが過剰に明るく、それすらまるでロボット笑いのように感じる。むつかしい。

 

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木曜の朝をバーガーキングで。
のんびりとした今日の朝。いつものように3つたのんで二人でわける。
ホットドッグにハムとチーズのクロワッサンサンドイッチ。フライドフィッシュサンドイッチにハッシュブラウンを2つ、それからアイスティー。
一時期、来るたび「商品が小さく鳴り続ける怪現象」がおこっていたけど、それもやっと止まったようでホっとする。特にホットドッグのサイズが若干大きくなってて、ミニチュアサイズから見事脱却。ただパンが甘くなっていました。その分、パリッと香ばしく焦げて乾いた感じはおいしい。
揚げ油がかわりましたか…、苦味が強くなったよう。お客様に喜んでもらう工夫じゃなくて、コストを下げる工夫ばかりに一生懸命にならなきゃいけない本部も大変…、って思ったりする。
それはそうと…。
クロワッサンサンドイッチを単品でかい、持ち込んだパック入りのミルクティーを正々堂々と飲む女性。グッチのカバンにアンタイトルのウールカシミアのコートを着てる。日本人って経済的に貧しいのじゃなく心が貧しくなりはじめてるんだ…、って思ったりした。悲しい朝に咳をする。

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