レモンハチミツヨーグルン

ドトールコーヒーのヨーグルン。
10年くらい前だったかなぁ…、ボクが四谷三丁目に引っ越したくらいの頃にデビューして、たちまち虜になった飲み物。
当時は専用のフリーザーにおさめられてて、本当に冷たくシャリシャリとしたのどごし独特。すっきりとした後口が、それまで飲んだことがあるどんな飲み物とも違ったおいしさにびっくりしました。
特に彼が大好きで、数年ほど販売中断したときなんて「ドトール本社に投書してやる」って息巻いたほど。
数年前からめでたく復活したけれどフラペチーノみたいに注文してからブレンダーで仕上げる方法になって、シャリシャリ感や冷たさがほんのちょっとだけ損なわれた。それでもさっぱりとした飲み口はよく、今年のそれははちみつレモン。好きな味です、オキニイリ。

家に帰ってのんびりします。
エディアールでパンを買っておやつに食べる。お供え物にといい言い訳が出来てしまって、最近、おやつをよく食べる。太らないよう気をつけなくちゃと思いながらもおいしいパンはやめられぬ。
今日はソーセージをトマトと一緒にパイ生地で挟んで焼いたソーシスに、炊いたリンゴを詰めたパイ。
ソーセージの旨味と風味にプチンとはじける食感をパイがまとめてトマトの酸味とみずみずしさが引き立てる。リンゴのパイはぽってりとした甘みと酸味。パイがクシュッと縮んで壊れ、口の中にパラパラ散らかる感じが絶妙。
パンの世界ってなんて多彩でたのしいんだろう。これでカロリーのことを考えずに住むのならシアワセなのにって思ったりする。しょうがない(笑)。

デパ地下で見つけたおいしげな刺し身のカンパチ。
軽く漬けにしようと冷蔵庫で休ませ作る。
食べる前に練り胡麻まぶしてお皿に盛って胡麻、パラリっ。
ザックリとしたカンパチの歯切れ感とネットリとした練り胡麻のコントラストがなかなか旨い。

茹でたムール貝がおいしげで、それはサラダに仕立てて食べる。
ゴーヤのワタをとって薄切り。沸騰させた塩水をバサッとかけて冷蔵庫に入れ冷ましたもの。ひと口長さに切ったパクチーを一緒に塩もみ。ライムを搾ってオリーブオイルをかけまわし、ムール貝を飾って完成。タバスコで辛味を足したらメキシコ料理みたいになった。夏の味。

万願寺とうがらしが野菜の売り場でおいしげで、石渡網の上でこんがり焼き上げる。焼いてる間にそばつゆを手鍋にとって温めて、軽く沸騰させたところに焼き上がった万願寺とうがらしを入れて火を止め休ませる。
冷蔵庫の中でキリッと冷やしていくと、緑の香りがタレに移って万願寺とうがらしは甘くなってく。
辛味大根を一本丸ごとすりおろし、そしたらそば。打ち立ての生の十割そばをかってきて茹であげて、氷水で揉むようにして洗って〆る。器にタレ、そばを入れおろした辛味大根をたっぷりのっけて上にそっと万願寺。あとはズルリと食べるだけ。
タレの香りが爽やかで、焦げた香りが深みをつくる。食べる間に辛味大根が唇ヒリヒリ、お腹をぽかっとあっためる、冷たいくせして後味あったか。夏のお蕎麦をたのしんだ。

コメント

  1. to22by

    蕎麦を油で揚げて、氷水で〆るのですか?斬新すぎて頭の中で想像がつかないですが、美味しいのでしょう。

    • サカキシンイチロウ

      to22byさん
      間違ってます。油であげるんじゃなくて「茹であげて」の誤変換でした。直しておきます。ぼーっとしてました、チコちゃんに叱られます(笑)。

  2. EIKO ISHIKAWA

    投書、分かります(笑)
    ファミマでたまに売る「レアチーズシュー」が出たり入ったりするのに頭にきてお客様相談室に「なんで定番にならないんですかっ!」と息巻いたメールを送ったことがありますw

    ヨーグルン、ここのブログで教えて頂いた大好きな味です。
    プロントのスイカジュースも…あ、タリーズもスイカスクイーズを今年も始めましたが、やっぱりプロントの塩気のある方が好みです。

    季節の、日々の、サカキさんの食の日常が、私はとても慈しみ深く、楽しいです、ありがとうございます~

  3. サカキシンイチロウ

    EIKO ISHIKAWAさん
    好きなものに限って廃盤になったり、製造中止になったりするとかなしくてかなしくて、憤りに近いものを感じたりしますよね。
    ソルティースイカ。定番中の定番。おいしいですよね。

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