レモンケーキに洋梨タルト、韓国氷と心斎橋

神戸、大阪と食事の合間に甘い物。
ステーキを食べたあとの神戸では「ハーブス」に寄る。
天井の高い瀟洒な空間。かなり大きなシャンデリアが天井からぶら下がっているのだけれど、それがまるでじゃまにならないボリューム感のある空間に「さすが神戸」ってちょっと思った。
思ったあとに「さすが神戸」って一体どういう意味なんだろう…、と思い考え、それは「どことなく日本離れした作り物っぽさがある」というコトなのかもしれないって思ったりした。ちなみにこの場合の「作り物っぽさ」は「嘘っぽさ」でなく「夢っぽさ」という意味であってけなしてるのじゃなく褒め言葉。ディズニーランドに相通づるところがあるワケ。アールグレイのアイスティーをのみつつ、ハーブスが名古屋じゃなくて神戸のココが本店だったらもっと違った意味をもったかもしれないなぁ…、なんて思った。

ケーキを2種類。
ひとつは季節の洋梨のパイ。
洋梨好きなのでありまして、その好きな洋梨がカスタードクリームと生クリームにまみれて口にやってくる。
しっとりしてます。
パイもカサカサでなくふっくら、しっとりしたタイプで口の中のなめらか感は圧倒的です。
しかもケーキの周りの部分にスライスアーモンドがぎっしり貼り付き、おいしい鱗のような造形。これがパリパリ、しっとりとした食感によきアクセント。オキニイリ。
ちなみにボクのフルーツに対する嗜好は独特。洋梨、いちじく、びわが大好き。和梨が嫌いでみずみずしくてシャリシャリとした食感がいや。りんごや柿のカリカリしたのは苦手で、ボケたりんごやグズグズになった柿なら食べられる。全般的に果物に対してさわやかさとか歯ごたえ、歯ざわりは求めず、ねっとり感や肉感的を求める性格。小さい頃から歪んでる(笑)。

もう一種類はレモンケーキ。レモンのムースとレモンクリームが二層をなして仕上がっている。
やってきたときにはびっくりするほど大きく感じ、ところが食べるとズブズブ口の中で泡がつぶれるように縮こまる。あっという間にお腹に中に収まるなんとも危険極まりないオゴチソウ。
ムースの部分はもったり軽く粘って、酸味よりも甘みを感じる。でもその甘みはほのかでやさしい。一方、クリーム部分は軽くてなめらか。そして酸っぱい。一緒に食べると味が整うようにできてて、底にしかれた生地は薄くてほぼ存在感がないというのがまたうまい。
クリームがあまりに儚く、自分の重さで徐々によじれていく様がなんとも愛しく、その愛らしき存在が口の中でとろけていくのをうれしく感じる。夜のお腹が蓋された。

 

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翌日、移動した大阪で冷たいものを無性に食べたく心斎橋の「雪のはな」。
韓国風のかき氷の店。いわゆるパッピンスという奴ですね。
細かい雪のごとき氷の底にシロップ。カルピスっぽい味わいで上にフルーツ、アイスクリーム。
マンゴーとスイカをたのんで二人でわけた。
氷がすごくオモシロイのネ。削った氷とはまるで別の粒氷。舌に入れると貼り付き、乾いた感じがする。そして溶けない。溶けずに喉の奥に向かって落ちていくからなんだか痛い。
韓国の他の料理とおなじく混ぜる。混ぜると底のシロップと一緒になってとろけはじめて氷の粒がソフトクリームのように変化していくのですネ。だからかき氷となのっているけど、まるで別の冷たいデザート。悪くはないけどやっぱりボクは日本の氷のほうが好き。

 

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それにしても心斎橋のアーケード街のインバウンドの密度の高いことにびっくり。
何度もびっくりしているけれど、来るたびそのびっくり度合いが強くなるのにまたびっくりです。
大型バスが乗客を下ろす場所からピックアップの場所まで一直線に伸びる通路がこの商店街。だからしょうがないのかもしれないけれど、それを待ち受けるお店の気合もなかなかなモノ。
まずドラッグストアが増殖します。
飲食店はインバウンドに向けた業態、あるいは商品で立ち向かいます。
ロッテリアで神戸牛のハンバーガーを売っているのにびっくりし、てんやまでもがインバウンド向けにエビだけ6尾という高価格商品を作って売ってる。しかも名前が「大阪丸六海老天丼」!のけぞります。

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