レディー・プレイヤーワン

映画を観ます。「レディー・プレイヤー・ワン」というSF大作。
オアシスという仮想空間の覇権をかけて、裕福で尊大な奴らと、貧乏だけど自由を愛する若者が戦う…、という物語。
戦う場所が仮想空間だから、戦い合うのは生身の人間じゃなくてアバター。
往年のテレビゲームやアニメのキャラクターが戦う相手。
つまりすべてが「仮想」のもので、本物らしくある必要がないのですネ。
最近のCGというのは、偽物を本物らしく見せるために使われることがほとんどででも偽物は偽物にしか見えないという限界があった。
けれど、はなから偽物の世界なのだから偽物のように見えて当然で、だから自由自在で奔放な映像世界が出来上がってる。
IMAX3Dの劇場で観たのだけれど、没頭感にはビックリしました。
140分と比較的長い上映時間もあっという間に終わってしまった…、始終ハラハラ、時折涙っていう映画。
たのしめました。

ところでオアシスといえば麻布十番にある高級クラブ「サロンド夜子オアシス」のコトを思い出す。
夜になると現れる現実社会から切り離された仮想空間。
分厚い財布と気の利いた会話。
高価な贈り物と贅沢な食事やゴルフ、旅行の誘いというさまざまな武器を駆使して見目麗しい女性の心を射抜こうと毎夜戦士が戦いを繰り広げるまさに「オアシス」。
しかも戦いの成果の女性は化粧をとれば別人になってしまうアバターのような存在です。戦う男も昼の自分とは違ったアバター。
あぁ、あのオアシスと映画の中のオアシスって同じなんだ。
おじさんたちのクラブ遊びはバーチャルゲームと同じ遊びだったんだ…、って思ってしみじみ、憐れを感じた(笑)。

音楽がすごく良かった。アース・ウィンド・アンド・ファイアーやダリル・ホール・アンド・オーツと言った1980年代のアメリカン・ポップスがテレビゲーム黎明期のムードをたのしく盛り上げる。
映画好きの人は更にたのしめるエピソードが散りばめられてる。「あの」ホラー映画の中に自分が実際紛れ込んだらどんなことになっちゃうんだろう…、みたいな感じ。
日本のゲームカルチャーやアニメカルチャーに対するリスペクトもしっかりあってかなりたのしいオキニイリ。ちなみにエンドロールにかの伊福部昭巨匠の名前がリストされていました。理由は観てのおたのしみ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。