レタスドッグとデイジー。香港料理の新記にて夜

朝に近所のフレッシュネスバーガー。曙橋の駅の近くのオキニイリの店。
ビルの中の店。なのに中に入ると一軒家にいるような感じがするのがステキなお店。
一階、半地下、中二階。こんなところで住めたらいいよネってタナカくんと来るたび言ってた。一階はリビングダイニング。中二階にベッドルームとお風呂を作り半地下は書斎にするってもうレイアウトも決まってた。
レタスドッグの朝食セット。
アイスコーヒーをお供にもらって、半地下の書斎で食べようかと思ってみたら、その半地下が今日は人気でせわしない。
中二階にあがってどこに座ろうとテーブルをみる。どのテーブルにもデイジーの一輪挿しが置いてあり色とりどりで明るい景色。タナカくんが大好きだったオレンジ色のデイジーのあるテーブルにつきメインのレタスドッグを待ちました。
いつもは5分近くかかるところ、ボクがどのテーブルに座ろうかとうろうろしたことも手伝って、座った直後に料理は完成。さて食べる。

レタスドッグはいつもレタスが元気いっぱい。レタスのドッグのような見た目がにぎやかでいい。
ドッグロールもソーセージも焦げ目をしっかりつけて焼かれて食欲誘う。ポーションパックのケチャップとフレンチマスタードをソーセージの上にプチュンプチュンと絞って彩り、パクリと食べる。
最初にいレタスが上顎くすぐる。ドッグロールに前歯がフカッと軽く沈んでバキッと歯切れるソーセージ。ジュワッと肉汁ほとばしりでて、レタスのシャキシャキ、軽い食感、みずみずしさに口の中がにぎやかになる。
おいしいなぁ…、過ぎないおいしさ。量も味もほどよい朝のゴチソウ。しばらくのんびりいたしましょ。

 

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ひさしぶりに「新紀」で早い夕食にする。
夕食どきがはじまったばかりの時間でお店は静か。ホールも厨房も香港系の人たちで日本人はボクひとり。小さな旅行に来た感じ。
香港麺と小さな丼の気軽なセットがある。お昼時にここにくると必ずこれをたのんで食べる。
香港麺は汁なし、汁ありが選べて大抵汁なし。ザクザクとした香港麺を心置きなく味わうためには汁なしの方がいいからそれで。丼は排骨飯がいつもの選択。ボクもタナカくんもこの組み合わせが好きだったから今日もそれ。
野菜不足になっちゃいけないと思って、花ニンニクと油揚げの炒めものをお供にとってひと揃え。
テキパキ料理がととのってカウンターの上がたちまちにぎやかになる。汁なし香港麺についてるスープ、セットのサービス杏仁豆腐も一気に揃ってやってきた。

香港麺には青梗菜にエビワンタン、釜焼き叉焼と具材たっぷり。まず青梗菜を食べてお腹の入り口開ける。
それから花ニンニクと油揚げの炒めもの。
塩とスープで味が整う、ゴチソウ野菜。
花ニンニクは香り華やか、シャキシャキしつつもとろける感じが独特で、ひたすらシャキシャキしているもやしのみずみずしさとは一線画す肉感的な味わいがいい。
スープをたっぷり吸い込んだ油揚げはシットリ、やわらかなとろみが全部をコーティングして繊細なのに力強い不思議なおいしさ。
ザクザク歯切れる香港麺はオイスターソースをまとって味わい深く、茹でてソースをからめただけ。なのに不思議なほどに香ばしくなにより麺の散らかる感じが心地よい。

茹でワンタンはエビのすり身をたっぷり詰め込みその薄皮から透けて見える色っぽさ。排骨飯にも香港麺にも辣油をたっぷりかけまわす。辛さよりも香りが印象的な辣油で、スパイスが焦げた香りが料理の風味に奥行きつける。
昔は骨付き肉を使ってて軟骨やゼラチン質を味わうこともできたのだけどときおり砕けた骨が混じることもあった。ただそれこそが「排骨」を味わい醍醐味だったんだけど、今は骨なし肉で作ってる。食べやすいけどちと残念。エビワンタンの最後の一個をスープに浮かべてするんと食べる。皮がプルプル震えて口の隅々撫でて、口の中を泳ぐかのよう…、オキニイリ。スルスルの杏仁豆腐で今日の〆。

 

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