ラーメン食べたらグラッと揺れて、朝のカラフル雷様

山形県の南陽市にきて仕事。とんかつの試食なんかをたのしくし、〆にラーメンを食べにいこうよ…、と龍上海という店にくる。
温泉の街、赤湯名物といわれるラーメンで、何軒かお店がある。
ここは支店のひとつだけれど、ここが一番おいしいんですよ…、とワクワクしながらやってきてみると、これがなんだかやる気があるのか無いのかわからぬのんびりとした風情。
入り口も暗くて外からみるとやっているのかどうか不安になっちゃうほど。店に入るとオープンキッチン。厨房設備もダクトも鍋も、ありとあらゆる調理器具がピカピカきれいに磨き上げられてて、こりゃスゴいぞと期待が膨らむ。
メニューは醤油ラーメンと辛味噌ラーメン2種類で、ビールなどの飲み物はお店の中に置かれた自販機から直接買う…、というラーメン以外にかける手間は一切省いた合理的な店。しばらくまってラーメン到着。

うまかった!煮干しの香りと軽い渋みがおいしいスープに平打の麺。ちょっとよじれて不揃いでスルンと喉越しなんともなめらか。刻んだネギにメンマ、それから叉焼、なるとと具材もシンプル。これ以上引くものはなしという潔い上、食べれば食べるほどおいしく感じるオキニイリ。
辛味噌をレンゲにとってちょっとづつ溶きつつ食べると、辛味がスープの味に奥行きとコクがでてくる。煮干しの香りがほんのちょっとだけ穏やかになり、不思議なことに味噌汁みたいな味わいになり飲みやすくなる。
サッポロ一番の塩ラーメンに味噌を溶いて飲んでるみたいな、ボクの好みのどストライク。ほどよき脂がお腹をしっかりあっためる。

 

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あぁ、おいしいラーメンだったね…、なんて車にのって旅館に向かって移動途中で地面が揺れる。山形の沿岸地域はかなりの揺れだったみたいだけれど、ありがたいかな、南陽の街は内陸で無事に感謝で風呂浴びる。
南陽でいつもお世話になってる「いとや旅館」。
ここの朝ご飯はいつもたのしみ。
近所のおばちゃんが朝早くから起きて作る家庭料理が並ぶ朝食。
そのおばちゃんが茶碗にご飯を盛ってくれ、味噌汁を炊きどうぞと手渡し。お国言葉で話す世間話がたのしくて、今年は冬があったかかったから山菜が硬くて困るんだとか、おいしい物しか食べないイノシシが硬い山菜を食べないから里にでてきて大変なんだとか、朝からたのしい。

切り干し大根に青菜のおひたし。硬くて塩辛い焼鮭は一口分でご飯が軽くお茶碗いっぱい食べられそうで、最近流行りの甘塩鮭とはまるで違ったおいしい食べ物。
味噌汁には車麸がはいってて、きっぱりとした味噌の塩味と出汁の旨味を吸い込んでこれまたご飯のおかずになる。味付け海苔にウリの漬物とどれもがご飯をねだる味わい。朝からお腹をしっかり満たす。ダークチェリーで朝の〆。
お迎え待つため旅館のロビーでぼんやりしてた。そしたら雷様のカラフルウィグが目に入りかぶってみたらこれが似合ってしょうがない(笑)。今日も元気にまいりましょう。

コメント

  1. Eiko

    龍上海、美味しいですよね~まさか支店ごとに味が違うという評判があるとは!山形市内のお店しか行ったことが無いので、チャレンジしてみたいです。

    なんと、すごいタイミングで山形にいらしたんですね、何ともなくよかった!です。
    しかももう東京に戻られたとは…ご出張多めでしょうか、ご自愛くださいませ。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      Eikoさん
      この南陽市の龍上海さんちは、ジャズが流れる大人モードのムーディーな店。地元の人たちは、本店よりもこちらの方がずっと昔ながらの味を守っているんだ…、ってホコリにされているようでした。
      東京で一泊し、今日は岐阜に来ています。行く街、行く街でステキな人とおいしい料理との出会いがあるのがうれしいです。

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