ラーメンなのにうどんの出汁です、与作ラーメン

徳島で仕事の合間に試食をかねた食事をあれこれ。
ひとつ敷地にうどんの店やラーメン店、お好み焼きの店と3軒。同じ会社が経営している場所があり、移動をほとんどせずして試食が3回できる。
くいしん坊にはなんともステキなこの仕事。
お腹が痩せる暇もなし(笑)。

まずはうどん屋。塩ごころ。
体にやさしい素材で作ったうどんの店…、という今のコンセプトになる前にずっと長らく「与作」という名でうどん居酒屋をやっていた。
今では夜、郊外で酒を飲む人が少なくなってそれで今の店に変え昼は大賑わいのお店になった。
近所に丸亀製麺のような安売りうどん屋があるのだけれど、作業着姿のおじさんたちが3人、4人と連れ立ってくる。ひとりで食べるときにはセルフの店がいいけど、みんなで仲良く食事をたのしむときは昔ながらのうどん屋がいい…、というコトなのでしょう。

ただこれからの時期、うどんのお店は夏枯れになる。
特に出汁がおいしく熱いうどんが自慢の店は、ちょっと客数が減るのです。
太く分厚く熱い麺。
ラーメンなんかにお客様を持っていかれるコトがままあり、そんなときにと昔売ってた人気料理を復刻させる。

「与作ラーメン」という名前。
ラーメンだから麺は玉子を練り込んだ中華麺。
細くて喉越しなめらかで、しかもザクザク歯切れる感じが夏にもおいしい。
けれどスープはうどんのスープ。だからうどんでもない、ラーメンでもない、その両方のいいとこ取りのたのしい料理。
そう言えば、姫路に「まねき」という駅そばがあって、そこが中華麺とそば出汁を組み合わせた麺をずっと昔から売っている。茹で時間が短くてすみ、しかも蕎麦に比べて伸びにくいからと、そういう理由でできた料理と言われてて、創造力ってスゴいよなぁ…、って感心します。
ちなみにこの与作ラーメン。スープはあくまでうどん出汁。だから和風のはずなのに中華麺の香りと細さで舌が和風ラーメンと勘違いする。煮干しラーメン的な味がするのが不思議。具材はワカメに肉うどん用の牛バラ煮込み。ゆで卵にナルトとラーメン的言えば言え、うどんのようだと思えば思えるオモシロサ。

それにしても麺がおいしい。チュルチュルなめらか。出汁をたっぷりたぐりあげ、口の中がみずみずしくなる。しかもバッサリ、歯切れて散らかりストンとお腹に飛び込んでいく。食欲ないときでもこれならおいしく食べられそう。
ただ、しばらく食べてると口がなれてきてやっぱりこれってうどん味だなぁ…、って思いはじめる。そのタイミングでたっぷり胡椒。七味じゃなくて胡椒というのに気持ちが中華に引き戻されてハフハフズルズル。実は天ぷらを浸して食べると一層旨いんです…、と言われて試すと天ぷら油が汁をコッテリ、重たくしてくれ確かにおいしい。オモシロイ。

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40歩ほど歩いたところにラーメン店。こちらは担々麺が売り物の店。そこの試食は餃子と炒飯。餃子の基本は「焼き加減」。どんなにおいしい餃子でも焼くのに失敗すると残念な餃子になっちゃう。それで焼き方をチェックしましょう…、と、やってきたのは見事にこんがり。ザクッと前歯で歯切れて壊れ、中からあんがふわっと出てくる。いいんじゃないの…、と感心します。
4種類ほどある炒飯で、あんかけチャーハンが一番売れてるというので食べた。ぽってりとした甘めのあんとパラパラ炒飯の相性がなるほど良くて、しかも餃子との相性もよい。続いてお好み焼きのお店で焼きそば食べて、お腹膨らせ、さて仕事。

 

 

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