ランデブーラウンジ・翁庵

帝国ホテルの本館ロビー。
ラウンジがあります。
ランデブーラウンジという名前でロビーフロアから数段下がった場所にある。
高い天井、ひろびろとした大きな空間。
テーブルと椅子が間隔をあけゆったり配されて、ゆるかなプライバシーを感じるところが心地よい。

なにより壁。色とりどりの陶板を表情豊かに貼り付けた壁。
壁一面を使った壁画のようでいて、けれど押し付けがましさのない自然な佇まいが好きで今日は壁の正面に座ってぼんやり。
コーヒーお供に時間を過ごす。ずっと見ていても飽きない上に、いろんなことを考えながらまとめていくのにこの壁はいい。すっきりとした甘み感じるコーヒーもよきお供にてオキニイリ。

 

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上野駅から出発の午後。出発前に小腹満たしで蕎麦屋に寄った。
「翁庵」というお店。JRの駅の向かい側。ほぼ駅前という場所にあるのだけれど、上野の駅は上野の街の真ん中にない。電車網ができる前からある古い街にはよくあることで、どちらかと言えば街のはずれ。
その町外れの駅の駅前にあるこの店の周りも町外れっぽい風情が漂う。
昭和風情の一軒家。風にたなびくのれんの横にはショーケース。違い棚様のしつらえで収まる蝋細工はかなり年季がはいってる。こういうお店の蕎麦はおいしいに違いない。お店の中から漂う空気もおいしい空気。
中に入ると外から見るに比べて中は奥へ奥へと大きく広い。一番奥には厨房があり、陽気なおねぇさんたちがニコニコしながら働いている。

古くはあるけどお店の中の雰囲気はわかわかしくていい感じ。
入り口脇のお帳場でお金を払って食券もらう。
テーブルにつくと食券受け取り、厨房の方へと注文が飛ぶ。

選んだ料理は「ねぎせいろ」。
お店の人気の料理のようで、ボクの前の人もあとから来た人もねぎせいろ。「都合、ねぎ6枚です」って注文確認してらっしゃった。
しばらく待ってねぎせいろ。四角いせいろに冷たいお蕎麦。サイドにつけダレ。熱々です。煮込んだネギがたっぷりはいって、下にはかき揚げ。確かにネギが主役のせいろ…、ねぎせいろ!七味をパラリとふりかけて、ズズッとまずはタレをすすった。
醤油の風味と甘みがくっきり、ネギの香りとかき揚げの脂のコクがなかなか旨い。

蕎麦をトプンと浸してズルン。角のキリッとたったそば。熱々のタレに浸すと熱さが移って細い麺も熱々になる。バッサリ歯切れて口の中で散らかる感じにウットリします。
冷たい蕎麦を次々浸して食べてるうちに、タレはゆっくりぬるくなり熱々じゃなくなる代わりに出汁の風味や旨味がくっきり、強調される。温度の変化が味の変化につながるところがオモシロイ。
ネギに隠れたかき揚げの中には切ったイカがたっぷり。クニュクニュとしたイカの食感、タレを含んでポッテリしてくる天ぷら衣と、食感違いがまたオゴチソウ。食べすすめると底からナルトが一枚浮かぶ。あら、うれしい。ナルト好きにはこれはたまらぬサプライズ。プルンと食べて、蕎麦もキレイにお腹に収め、タレにそば湯を注いでゴクリ。堪能しました、オキニイリ。

 

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