ライフ

映画を観ます。
「ライフ」という映画。
アメリカでは今年の春に公開されててかなり好意的な評価を受けてた…、らしい。
ハリウッド映画なのに、真田広之が出ていて、割りとよく出来たSF映画ということくらいしか事前情報がなく、見れば確かに出演者が地味な人たちばかり。
有名どころで言えば、主演のジェイク・ギレンホールくらいで、相変わらずスターが出てない映画は日本じゃ苦戦する。

とは言え、案外入ってました。
映画好きさんっぽい人たちが前のめりになってみてたから、見る人は見る…、ってコトなんでしょう。
ボクは好きな映画でござった。

映画のほとんどすべてのシーンが宇宙ステーションの中で起こる。
登場人物はほぼ6人。
密室劇です。
火星探査宇宙船を拾うことから始まって、そこに収められていた未知なる生物が引き起こす恐ろしい物語。
…、となるとエイリアンを彷彿とさせます。
実際、たしかにほとんど同じ。けれど、エイリアンが撮られた時代の特撮技術、CGテクニックと今のそれとのあまりの進化具合に感心させられる。
未知の生物の造形と、動きは今のCG技術あってこそ。その気持ち悪さと多分、宇宙生物がいたらこういう気持ち悪く正体不明の造形になるんだろうなぁ…。これに比べればギーガーのデザインしたエイリアンの造形は怪獣映画の延長線上にしかないモノって思ったりする。

何が起こっているのか。あるいは何がこれから起ころうとしているのかという説明がまるでなされず、ただただ宇宙旅行の専門用語が次々発せられるオープニングは、攻殻機動隊的世界でもあり、まだ何モノかわからぬ生物にいきなり名前を公募してつけてしまえる脳天気なとこがアメリカだなぁ…、ってちょっとドキュメンタリーみたいな部分もあってたのしい。
エンディングは、そうなるんじゃないかなぁ…、と思うまさにそんな通りになるんだけれど、その表現がおもしろく、よく出来ている。
ちなみに真田広之のこの立ち位置。彼がもっと歳をとったら一体誰が引き継ぐんだろう。もう日本人の出番じゃなくて中国人がとってかわるんだろうかなんて思ってしんみり。思っちゃう。

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