ヨルイエゴハン、アサロッテリア

夜、家で料理を作って食べる。
実は先日、鹿児島から甘くておいしい醤油を送ってもらったのです。
旨味成分がたっぷり含まれ、出汁いらずにして料理をおいしく整えてくれる。特に脂ののった魚にピッタリ。使ってやろうと思っていたら、おいしい生鯖を発見しました。
ネギをちらして生姜をすって甘い醤油に浸すとキラリと脂が醤油の上に散る。魚の脂に負けぬ醤油のなせるが技。
平貝の大きく立派なのもあって、それで丼作ってやろうと思う。トリ貝、小柱も一緒にかって小柱は出汁に漬け込み、平貝は薄切りにする。ご飯をもって平貝。トリ貝、それから大葉に小柱のっけてわさび醤油をかけまわす。アツアツご飯の温度で貝の風味、香りが立ち上がる。

新生姜の季節です。生姜を漬け込む甘酢があって、それでスライスオニオンや蕪の薄切り、パプリカを漬け込み最後にスモークサーモンをくわえてなじます。
甘酢にパプリカ、スモークサーモンの風味が混じって不思議なほどに洋風になる。シャキシャキ歯ざわりたのしくて、体がシャキッとするオゴチソウ。
牛肉の端材をいためて信者が、にんじん、しらたきを加えてコトコト。最後に仙台油麸をくわえた肉じゃが。筍に鶏、わかめで作った若竹煮。今日も野菜をたっぷり食べた。満ち足りる。

ロッテリアで朝をぼんやり。えびバーガーを無性にたべたくなったので来た。
同じロッテリアの看板を掲げながらも、まるで違った雰囲気の2つのタイプの店がある。
小さな空間にギッシリ、テーブルと椅子が押し込められてるいかにもファストフードです…、ってムードのお店。
一人がけの席が中心で、テーブルとテーブルの間に衝立。プライバシーを重視したインテリア。そこで食事をしてるとそのうち、玉子を産んでしまいそうになるブロイラーのケージみたいな空間の店。
もうひとつはカフェタイプ。ゆったりとした空間にゆったりテーブルと椅子が置かれてて開放的な雰囲気。その場にいる人たちみんなで、同じたのしい時間と空間を共有できる場所。ボクはそっちの方が好き。

エビバーガーにフレンチフライにアイスティー。コーンポタージュを追加でたのむ。ほとんどの料理はテキパキ、その場で揃いフレンチフライ待ちの番号札「1番」をトレーの上に乗せてもらってテーブルにつく。キッチン脇のテーブルでした。
厨房の方からバリバリ、なにかが破裂するような音がしてきておそらくカゴにおさめた冷凍の芋を油の中に沈めたのでしょう。それに続いてシュワシュワ、小さな泡が噴きあがるような音に変わって美味しい香りと一緒にフレンチフライがやってくる。

エビバーガーの包みをとくと中から油のおいしい香り。千切りキャベツが無造作に突き出る様が食欲さそう。コーンポタージュの入ったマグを木べらでぐるぐるかき混ぜる。底の部分をこそげるようにグルグルぐるぐる。ここをきちんとやりぬかないと薄味スープを飲んだ末、底にたっぷり粉末スープがこびりついてるのを見なくちゃいけない。それで丁寧、丁寧に。
エビバーガーは安定の味。クシュっと食べて口の中に散らかるパン粉とキャベツを感じ、断面見るとエビカツパテにエビが抜け落ちた穴を発見。果たしてそれ以外の部分は一体なにでできてるんだろう…、と小さいことは気にしない。
それにしても揚げたてフレンチフライはやはりおいしく、サクサクカリカリ、アイスティーをお供に食べる、日曜日。

コメント

  1. comfort

    榊様、GWは如何御過ごしでしょうか?
    (当方全く無関係で平日モードです。)

    ところで、この頁最上部左側の写真、もしかして
    まぐろラーメンで有名な「みその」の醤油でしょうか?

    これでマグロの漬けを作ったら最高です。

    私、体質的に或いは遺伝的に高血圧なので
    この醤油とは距離を置いてます。
    (だってなんにでも使いたくなるので、、、)

    • サカキシンイチロウ

      comfortさん
      そうです。串木野のみそのさんの醤油。これひとつで味がピタッと整う魔法の調味料。あると助かるけれど、使いすぎ要注意のありがたさです。
      ゴールデンウィークはまだら模様に仕事混じりのいつもような、「ほぼ」いつもの毎日をすごすことになるかと思います。

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