ヤマノヒノヨル

夜をイエメシ。茶豆のおいしそうなのがタイムセールで安く売ってて、それをたっぷり。まず茹でる。
茶豆にたっぷり塩振って、しばらくなじませ両手で表面こすりあわせながら水で洗って休ませる。
たっぷりのお湯を沸かした鍋にバサッと入れて、そのまま4分。
ザルにあげて粗熱をとり、お皿に移してプチュプチュ食べるだけ。

ホツホツコツコツ、奥歯をたたく豆のたのしさ。
独特なすえた香りと一緒に口に豆の旨みがやってくる。
食べはじめるととまらぬおいしさ。味がおいしくとまらないということもあるけど、指ではじいたり唇でしごいたりと、サヤの中の豆を取り出す手順自体がたのしくて、それでモグモグ。
三分の1ほど残して、一旦休憩。
フライパンにごま油を入れにんにくと一緒に軽く沸かしたところに赤唐辛子の輪切りを投入。
細かな泡と一緒に香りが湧いてきて、そこに茶豆を入れてほんの少々、日本酒注ぐ。蓋して蒸して、最後に醤油を軽く垂らして茶豆炒めの出来上がり。
さやごと一緒に食べたくなるようなおいしさで、指をなめなめ、おいしく食べる。

とろなすっていう白くて太った茄子を使ってステーキを焼く。一センチほどの厚さに切ってオリーブオイルをひいたフライパンでこんがり焼くだけ。途中塩をぱらりとふって、お皿に並べてライムを軽く搾るだけ。甘くてトロンとやわらかで、これはおいしい。癖になる。

山芋を千切りにして、細く切ったイカのお刺身。小さなホタテをスライスし昆布の出汁とポン酢をかけて揉み込み食べる。山芋とろとろ、イカはなめらかホタテがとろける。炊きたてご飯に思わず手が出るオゴチソウ。
カンパチのおいしい切り身があってお刺身に仕立てて食べる。ちぎったレタスと薄く小口に切ったセロリの茎と白瓜。どちらも塩水にしばらく浸してもんだもの。茹でた玉子とアボカドをマヨネーズあえにしたのと一緒にシャキシャキ食べる。今年の夏は野菜がおいしい。沢山食べる。

メインに骨付き豚肉焼いた。
バーミキュラのライスポッドの高温モードで焼き目をつけて蓋して弱火でジックリと焼く。
途中で玉ねぎと万願寺とうがらしを入れ肉が焼けたら取り出して、ライスポッドの中の脂や野菜はそのまま。
茄子とトマトのピュレを加えてラタトゥイユ風のソースを作る。
ざっくり歯切れる豚肉の仕上がり繊細。野菜のソースもおいしくて、骨までしゃぶった。
〆にパスタ。
茄子、九条葱、エビが具材の和風仕立て。昆布の出汁とバター醤油で味をととのえ最後に海苔を散らしてパクリ。よくできました…、オゴチソウ。

一人前に足りるかどうかという程度の、リングイニの麺が残って、何つくろうかと思案した。
アメリカ産のウニがありそれを使ってうにパスタ。

バターとオリーブオイルをあっため、そこに野菜のフュメを少々。
生クリームを注ぎ込み、ウニをドサッと中に投入。
木べらを使って沸騰せぬよう火加減しながらウニとクリームをあわせてソースに仕上げてく。
茹でたパスタをそこに入れ、タプンタプンと揺すりながらトロミをつけてお皿に移す。
最後にうにをそっと乗せ、あとはクルリと食べるだけ。

ネットリとした濃厚ソースが口のすみずみ満たしてく。アメリカのウニはちょっと渋みが強くって、若干苦味がでたけれどそれもまた良し。お皿に残ったソースを全部、パンで拭ってお腹を満たす、贅沢な夜の〆となる。

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