モスという存在…。

連休の合間の水曜。仕事で渋谷にバスでのんびり移動しましょう…、と家を出た。
信号前でもたついて、目の前ススッとバスが通過。乗り過ごす。
一時間に一本、あるいは2本程度しかバスが走らぬ路線です。
30分ほどの待ち時間をせっかくだから朝食食べて潰しましょうと、モスに飛び込む。
いつものんびりしている店で、朝はお年寄りのスタッフがのんびり働く姿がステキでのんびりできる。今日もいつも以上にのんびりで、気持ちのんびり。急いで食べた(笑)。手軽な値段の朝食専用メニューもあるけど、注文したのはいつもたのむオキニイリ。スパイシーチリドッグにクラムチャウダー。ストレートのアイスティー。フレンチフライの代わりにモスチキンもたのんじゃう。好きなんだからしょうがない。

電子レンジでチンして仕上げるクラムチャウダーとアイスティーがまずやってきて、ちょっと遅れてホットドッグにモスチキン。
提供スタイル、提供時間もマイペース。にもかかわらずイライラしないのは、お店のムードのなせる技。

それにしても四谷4丁目のこの店の大きさがいい。
ほどよく小さく、どこに座っても厨房の気配を感じる。場所もちょっととぼけてて最寄駅から微妙に遠い。だから混みすぎたり、忙しすぎたりすることがなく仕事が丁寧。マイペース。
自然とお馴染みさんがお客様の中心をなし、お店のムードがあったかい。地域密着…、というビジネスモデル。

マクドナルドも地域密着とか社会貢献とかということを平気で言うけれど、彼らは野心に満ち溢れているから、地域といえば全世界だし貢献とはつまり1人でも多くの人の空腹を解消すること。
野心のないモスにとっては、地域社会は街中だったら歩ける地域。
郊外店ならスタッフの通勤圏内と極めて控えめ。
だからとてもおだやかにみえるのだけど、「野心はないけど欲がある」。
だからときおりへんてこりんなことをして、地域の人からガッカリされる。まぁ、そういうところも含めて憎めぬチェーんだろうと思うのですネ。悪くない。

ちなみに「欲」もたまにいい商品を作り出すことがあり、モスチキンがその代表。テイクアウトにふさわしく、まとめ買いもイメージさせる。持ち運びが簡単で、手づかみする手が汚れない、この独特のパッケージ。熱々の時のパリパリサクサクとした食感鮮やか。冷めてもおいしく、これで売上を上げたお店が沢山あるにちがいない…、って思ったりする。

さてスパイシーチリドッグ。一時期、なくなってしまったこともあるオキニイリ。なくなった理由は食材の種類を搾って食材管理を簡単にしよう…、と、ハラペニョをなくしたからで、「お客様のため」より「欲」を優先したから当然、お客様からの反発が大きかった。
その数年後にめでたく復活。それから何度もパンやソーセージをリニューアルして今に至る…、という商品。
パンが甘くなりました。かぶりついた途端に舌に感じるのがまず甘さ。上顎の部分は辛くて昔ながらのチリの香りとハラペニョの酸味と辛味が広がってくる。なのにやっぱりパンが甘くてスパイシーを思う存分、たのしめない。ちょっと残念。なやましい。

 

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コメント

  1. あーた

    私も最近久しぶりに食べて、パンが甘くなったと思いました。
    同じく甘さが最初から食べ終わるまで気になって、正直がっかりしました。
    私の中ではマックとモスははっきり区別されていたのですが、だんだんあいまいになってきてます。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      あーたさん
      マクドナルド、モスバーガー。バーガーキングにフレッシュネス。
      それぞれが個性を活かして一生懸命がんばっていたのはもう遠き昔のコトになっちゃったのかもしれませんね。
      メニューにおいては独自性を一生懸命出しているように見えて、味がみんな同じになっていく。外食企業側が新しい料理をプロデュースする力をなくしているのでしょうか…、みんなメーカーの味です。

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