メキシコ料理と中国料理、と絶望

最近、ちょっとヘビロテ気味のパイホール。前回、ココでコールドブリューを飲んでた横でレモネードみたいなのを飲んでた人がうらやましくって、それで来てみる。
メニューをみるもレモネードはなく、かわりにシシリアンレモンソーダなる飲み物がある。たのむと冷蔵庫から瓶を取り出し栓抜き注ぐ。その瓶…、どこかでみたことあるぞ…、と思いながらも飲むとおいしい。レモンの酸味にハーブの香り。レモンピールが混ざって、口に残ったのを噛むとビリリと苦味が走る。大人味。氷たっぷり、キンキンに冷やして飲むから一層美味しく感じるのかなぁ…、って思ったりする。お供にクッキー。オートミールとはちみつ、ミックスベリーで仕上がって温めてもらうと、口に含む前からやわらか。奥歯に貼り付く感じもゴチソウ。アメリカ的を堪能します。

ところで実は、お隣さんのたのしい会話が耳に飛び込んできちゃって気もそぞろ。

マダムお二人。そのおひとりはアメリカでの生活経験があるようで、彼女にもうひと方が相談をしている…、という構図。
相談の内容はこう。
ご主人の仕事関係でアメリカからお客様が日本に来ている。そろそろ2週間近い滞在で、今晩、一緒に食事しましょう…、ってことになっているんだけど一体なにがいいものやらわからないで困っているの…、と。
答えがこうです。
アメリカで元気を出さなきゃ…、ってときには大抵メキシコ料理ネ。たのしい、手軽、ちょっと下世話でしかもおいしい。だからその人もそろそろメキシコ料理で一杯飲みたい…、って思ってるんじゃないかしら。
でも日本においしいメキシコ料理のお店は少ない。
だってアメリカ人にとってのメキシコ料理は日本人にとっての中国料理のようなものだから、メキシコ料理が幅を効かせる場所はないのよ。
だからね…、絶対、今日は中国料理。それもレバニラみたいな料理がおいしいところがいいと思うわ…、と。
聞いてたご婦人は狐につままれたようだったけど、案外、これは当たりかもしれないなぁ…、って思った。レバニラが正解かどうかは食べる人次第だけれど、アメリカのメキシコ料理は日本の中国料理…、それも下世話なって部分はかなり正解に近いだろうなと思った次第。朝から勉強いたします。

 

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昼、ひさしぶりに「絶望のパスタ」を食べようと、新宿三丁目。
「IVOホームズパスタ」ってお店があって、そこの名物が絶望のパスタ。
一般的にはペペロンチーノのことを「絶望」とよんだりする。どんなに絶望的な状況にあっても家の台所にはオリーブオイルと鷹の爪、にんにくぐらいはあるはずで、それらを使って作る貧しいスパゲティーが実は絶望的においしいから…、と。つまりある意味、ペペロンチーノは日本におけるおかかご飯のようなもの。
ただここではきのこ類とトマトをコトコト煮込んでつくる、絶望的に時間と手間がかかるパスタを絶望のパスタと呼んでいる。

下皿をつけたボウルにたっぷりなみなみ。具材のほとんどはきのこでそれ以外はソース。にんにくの香りがかなり強烈で、トマトの甘酸っぱい香りも濃厚。スープパスタと呼んでもいいほど、器の中は水気たっぷり。ご婦人方に人気の店で、みんなソースをはね上げぬようそろりそろりとゆっくり食べる。
ひさしぶりです。
昔に比べて随分味がおとなしくなりました。塩辛くて、けれど塩がトマトの風味や旨味をひきしめ輪郭くっきりとした味だった。
食べ続けるとじわじわおいしくなってくる味。だから料理としては完成形に近づいたんだろうけど、途中で水を何度か飲んで、ついでに甘いアイスコーヒーで舌の具合を整えながら食べるかつてが思い出されてなつかしくなる。
チーズをもらってたっぷりかける。それでもやっぱりやさしい味。食べてる間にソースが下皿にこぼれ落ち、サービスのパンをひとかけソースに浸し、お腹の調子をととのえた。

 

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コメント

  1. めるば

    遂にホームズパスタまで…まさに「絶望のパスタ」じゃないですか_:(´ཀ`」 ∠):

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      めるばさん
      本当においしいパスタを食べるまで、パスタの旅は続きます(笑)。

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