ミートローフもおいしいけどさ…。

ハロウィンの今日。混み合う街に出たくなくってひっそりうちの近所で過ごそうと思った。
それで市ヶ谷のラタベルナに来ることにした。実はちょっと前のこと、日曜、月曜を定休にしていることを知らずにきてふられちゃった。それでリベンジ。
ハロウィンの渋谷に繰り出す前にここで腹ごしらえした年があって、それも行こうと思ったきっかけ。開店の10分ほど前についたらお店の前に行列がある。お店が開く頃には一回転分を超える人が並んじゃってて、みんな着席するなりミートローフを注文してく。「孤独のグルメ」で五朗さんが食べた料理です。
放映直後はスゴいことになってたらしく、それもしばらく落ち着いていた。再放送でもあったのかなぁ…。
昔はのんびりした店で、近所に住んでた頃にはいつ行っても必ず1つや2つのテーブルが開いてて重宝してた。今はすっかり観光地になっちゃった。それにしてもミートローフなんて安いものを五朗さんもたのまず、もっと高価なものをたのんでいればお店の人も助かったのに(笑)。

ハーフサイズのエビドリアに大きなサラダのセットを選ぶ。
追加で生牡蠣ふたピース。
生牡蠣はあっという間にやってきてレモンを搾ってタバスコたらり。
ナイフで柱を切り落とし、殻を唇にあててトゥルンと舌の上へと滑らせる。
さっぱりとした味わいの牡蠣。
海の香りが鼻から抜けて、一直線にお腹の中になだれ込む。

続いてサラダ。小学校の家庭科で習ったようなフレンチドレッシングがおいしくて葉っぱ野菜の持ち味を思う存分、たのしみ味わう。
そこから時間がかかります。
ミートローフはすぐにでてくる。厨房の中はすっかりミートローフ製造体制をとってるんでしょう。オーブンで仕上げる料理はそもそも時間がかかるのでしょうけど、オーダー通っているのかなぁ…、って心配になるほど待ってやっと到着。

好きな料理です。たっぷりのエビ、たっぷりのホワイトソースにたっぷりのチーズ。ターメリックライスの量に比べて他の素材がふんだん。まるでご飯混じりのエビのチーズシチューを食べてるような気持ちになれる。
エビはむっちり、健康的な歯ごたえで甘くて香りがかぐわしい。ホワイトソースの中にはソテしたタマネギとマッシュルームがたっぷりはいって仕上がっている。タナカくんのためマッシュルームを探して探して食べた上で交換するも、あっという間に残したマッシュルームを見つけ出しては「ほら、まだあった」ってしたり顔をするのが悔しいようでいてかわいくもあり、よく食べたよなぁ…、ってなつかしむ。

それにしても騒々しくて、お店の人も作業をこなすのが精一杯。食事をたのしむムードじゃなくて這々の体で席を立つ。こんなに流行るように出来てる店じゃないのになぁ…、しばらく来るのを我慢しよう。

 

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ドトールコーヒーで虫養い。
いつも食べないものを試してみようと「ミラノサンドB」をたのんだ。
アボカドとエビのマヨネーズあえをレタスと一緒に挟んだ、ホットサンド。はじめて食べる。
パンはツナチェダーに使われているラグビーボール状のパンと同じに見える。
ところがパンの表面のところどころにヒビが入っているんです。
触ると乾いたようでもあって、ふかふかふっかりなツナチェダーとは違った仕上がり。
オモシロイなぁ…、と思って観察してみるとパンの内側が焦げていた。なるほど。ツナチェダーはツナとチーズを挟んでレンジアップしたような仕上がり。これはトースターでまずパンを焼き、それから具材を挟んだのでしょう。

食べると違いは一層際立つ。前歯にサクッと乾いた食感がまずやってきて焦げた小麦の香りもしてくる。スパッと歯切れ、焦げた内側はほろ苦い。
そこにアボカドのマヨネーズあえが混じってとろける。ときおり茹でたエビがプチュンと潰れて香りや甘みが混じる。
レタスもザクッと壊れて口をみずみずしくする。
食感、味わい、とてもにぎやか。同じパンでも状態が変わるとこんなに印象違って感じるんだ…、ってあらたな発見。オモシロイ。
アイスラテはMサイズ。最近ずっとスモールばかり飲んでいたから大きく感じる。ガムシロ使わずそのまま飲んだ…、大人味。
今夜はDisney+で配信されたばかりのポワロ映画「ベネチアの」を観てみましょう。ハロウィンの幽霊屋敷が舞台というから今日にぴったり。デビルドエッグも作りましょう…。

 

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コメント

  1. ハロウィン

    ジローさん?

    • サカキシンイチロウ

      ハロウィンさん
      ジローさんは作画の方でしたね。五朗さんに直しておきます。

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