マーブルラウンジで朝

もう4回目の月命日の今日。思い出の場所で朝食をとろうと西新宿のヒルトンホテルのマーブルラウンジにやってくる。
ホテルの朝食バフェの中で一番好きなのがここのバフェだった。寝坊助さんもここで朝食を食べるって朝にはシャキっと目覚めていそいそと。月に2回くらいの頻度で来ていたんじゃないかなぁ…。
今日はひさしぶりの女性マネジャーに「ようこそ、お帰りくださいました。お一人ですか?お連れの方は」って聞かれて事情を説明。ちょっと泣く。
たのしみだったバフェは時節柄ずっとクローズ。メニューから料理を選んで注文。テーブルまでお店の人に運んでもらうテーブルサービススタイルで、それでもこうしてお店をやってくれてるだけでもありがたい。

アラカルトから食べたいものを選んでたのむ。
エッグホワイトのオムレツにハムを添えてハッシュブラウンにパンのバスケット。
手搾りのオレンジジュースに、コーヒー、プレインヨーグルト。
この注文が朝食コースからフルーツの盛り合わせを抜いたものとほとんど同じで、そのフルーツの代わりにハッシュブラウンにすればお安く注文できる。
_、と勧められてそうしてたのむ。
「ハッシュブラウンはお好きでしたものネ」って言われてニッコリ。朝の油は値千金(笑)。オレンジジュースにヨーグルト。次々テーブルの上の景色が変わっていってメインのエッグホワイトオムレツが来て、俄然気持ちがにぎやかになる。

時間をかけて丁寧に、白身の水分を吐き出させながら作るオムレツ。
具材は蟹肉。
小さく刻んだアスパラガスとコリアンダー。
卵の表面は軽く焦げて、小さな穴が無数に入って焼き上がる。
口に入れた瞬間は、ちょっと乾いた感じがし、ところが舌の上でじんわり白身の水分が滲んで広がる。
全卵のオムレツのふっくらとしたなめらかさとはまるで真逆の弾力のある食感が好き。
香り鮮やかで白身の旨味が口の中ではじけるような朝の逸品。
サクサク前歯をくすぐるように壊れて口を油で潤すハッシュブラウン。
グリルドハムにグリルしたトマト。クミンシードの香りがほのかにエキゾチックなコールスローとサイドの料理も確実な味。
パンのバスケットにはクロワッサンとパンオショコラ。ドライフルーツをたっぷりくわえたハードブレッドがそれぞれ2つ。まずクロワッサンにバターをたっぷりのっけて体に朝の栄養を行きわたらせる。

バフェのときにはパンを焼きハムやチーズをはさんでサンドイッチを作って食べるのがたのしみだった。今日は代わりにクロワッサンを2枚に開いて中にハム。3切れにナイフで切り分けサンドイッチにして食べた。
パンオショコラをコーヒーに浸して食べたり、ハムクロワッサンサンドイッチにバターを乗せたりとあれやこれやと工夫をしながらパンを味わい、お腹も満ちる。そしたら件の女性マネジャーが「普通はサイド料理の交換は対応していないので、もし今日のようなご注文をされたいときにはこの名刺をお見せください」ってうれしいサービス。「またお目にかかれますよう」「よい週末を」と言葉を交わして店をでる。ちょっとさみしさ、まぎれます。

 

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コメント

  1. すうさん

    素敵なホテルですね(^^♪

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      すうさんさん
      温かいホテルなんです。オキニイリです。

  2. ナリヒト

    女性マネージャーの素晴らしい対応です。嬉しかったでしょうね。こういう店がどんどん増えて欲しいなと思いました。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      ナリヒトさん
      ありがたいなぁと思いました。同時にひとつのお店を贔屓し続けるということがこうしたご褒美をくれるんだとも思いました。
      お店だけの問題じゃない、利用者の問題でもあると感じます。

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