マーブルラウンジで朝のお腹をアマヤカス

朝食をお腹いっぱい食べたくて、ホテルのバフェにやってくる。
西新宿のヒルトンホテル。
いつもにぎやかなロビーのバフェでなのに今日は静かで料理をとるためにできる行列も今日はなし。
馴染みのシェフに、さすがに今日は静かですねと言ったら、昨日までは大騒ぎ。このラウンジに座るためにすら行列ができていました…、という話。
今日でゴールデンウィークも終わって明日から仕事。あるいは学校。日本全国から集まってきた人たちも今日は早々に家に戻って明日の準備をはじめているのでありましょう。その分、外国からの観光客が目立って多く、東京にいながらにして海外旅行をしているみたいな気持ちになった。
いつもは並ばないと作ってもらえない卵料理も、今日はシェフが手持ち無沙汰にみえるほど。白身だけでオムレツを作ってもらう。

お皿にご飯をちょっとのっけて、そこにオムレツ。
具材はパプリカ、オニオン、ベーコン、チーズをたっぷり。
小さなフライパンの中で器用に形ができて、ご飯に沿わせるように盛ってもらってそこにサルサをのっけて仕上げる。
よく火の入った玉子の白身は表面サクサク。揚がったように仕上がっている。中はふっくら。若干しっとり。黄身がないから食感軽やか。そこに具材の香りや味、食感まじって口の中をニギヤカにする。
いわゆるオムレツと違った味にウットリします。

サイドにベーコン。薄切りにしたのを脂が透き通るまで焼いたモノ。噛むと口の中でサクサク、崩れていくのがたのしい仕上がり。
朝の時間にもランチにも、夕方のハッピーアワーにも用意されてる焼売は、しっとりふっくら。っ黒酢をつけてハフハフ味わい、お腹をポッとあったかにする。ハッシュブラウンは朝のお約束、ジュワッと油が滲んで広がり、体を中からめざますゴチソウ。

ライブレッドを焼いてサンドイッチ風に仕立てて食べる。
薄切りのパン。しかも焼くとざっくり仕上がり自然な甘みと塩味がココチヨイパン。お皿に盛って、レタスの葉っぱや薄切りのハム。ゴーダチーズのスライスをパンに並べて二つ折り。放っておくとパカッと開いてバラバラになってしまうのをナイフで3つに切り分ける。切り分けることでチーズが潰れて接着剤の役目を果たしてパンと具材をくっつける。
ざっくりとしたトーストブレッドの食感にむっちりとしたハムとチーズのとろけ感が混じって見事なサンドイッチになっていく。焦げた食パンの香りを食べると、朝が来たなぁ…、って時間が湧く。

おいしそうな味噌汁があり、それを使ってお行儀悪い朝のゴチソウ。
ご飯を茶碗の縁にほんのちょっとだけ。
ネギをパラリと散らしてそこに味噌汁注ぐ。
汁かけご飯のお供に梅干し。
それから海苔の佃煮をそえ、それらをくわえて汁かけご飯の味をととのえ食べていく。
焼いた鮭。サクサクベーコン、それからキュウリとお皿の上にそろった全てで小さな和定食のようになるのがオモシロイ。

時代にほどよく敏感なのがこういうホテルのバフェのたのしいところでもあり、ここしばらくの間はスムージーに注力してる。
今日はケールにオレンジ、ストロベリーにミックスベリー。バナナミルクにキャロットマンゴー。いろんなスムージーがちょっとづつショットグラスに入ってて、それらを自由に混ぜて好みの味にしていく。テーブルの上に小さなグラスが試験管みたいに並んでいくのがオモシロイ。

そろそろ朝の〆をしましょうとまずはシリアル。西洋系のお客様が多いときには用意されるシリアルの種類が増える。今日はライスパフが用意されてて、それにひまわりの種を散らしてミルクを注ぐ。
注いだ途端にパチパチ膨れた米粒が音をたてつつミルクを吸い込んでいく。
ミルクに浮かんだパフが沈まぬうちにスプーンですくってサクサク食べる。口の中が香ばしくなるオキニイリ。
パンケーキにホイップクリームをたっぷりのっけて、チェリーソースを垂らしてパクリ。ポットでもらったコーヒーをお替わりしながら朝の会話もはずんでお腹も満たされる。

 

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