ポールバセットでクロワッサンの朝

朝にポールバセット。
地下鉄にのり、西新宿の駅でおり今日もLOVEは頑張ってるなぁ…、って思いながらちょっと歩いたビルの地下。
にぎやかなこともある。のんびりとしたときもある。
にぎやかなときは大抵、交流会のようなものをやってるときで、気持ちがざわつく。今朝は静かでホっとする。
隣のサルバトーレも含めて、お店のほとんどすべてを見渡すことができるオキニイリのテーブルにつく。天窓から外の光が差し込んでくる明るいフロア。柱一本隔てただけで一日夜のムードのフロアがあって、気持ちが変わる。オモシロイ。
それにしても天窓の外の緑豊かで明るいコト。西新宿は超高層ビルばかりの街のように感じるけれど、実は街路樹多くて緑もゆたか。だから天窓の向こうの空にも木々が並んでのどかな感じ。さて朝ごはん。

フラットホワイトをまずもらう。
エスプレッソとミルクを等価で味わうことができる飲み口が最近おいしく感じてよく飲む。
今朝はソイミルクで作ってもらう。
お供にクロワッサンのサンドイッチ。玉子とハムのどちらかが選べて今日はハムを選んだ。
一時期、朝食メニューがすごく貧弱になったことがある。
話題を狙ってのことでしょう…、パンケーキがメインになってた。それ以外はクロワッサンとかパンオショコラとかペストリー類。おいしいから良かったのものの、厨房を動かしたくない気持ちが強烈に伝わるメニュー構成。
ただ肝心の売りたいパンケーキが不発。だってオフィスビルの地下だもん…、パンケーキだけが目当てで朝からやってくる人はそんなにいない。だから今ではパンケーキ以外にもメニューが増えた。ありがたいこと。

さてソイミルクで作ってもらったフラットホワイト。
カップの表面がとてもなめらか。
テカテカ光ったような泡。
豆の成分が濃厚なオーストラリア製のオーガニックソイミルクを入念にスティームしながら作った泡だからなんでしょう。
カプチーノやラテのようにエスプレッソの上に浮かんでいるのじゃなくて、混じり合ってる。
なのに泡の存在を舌や喉が感じ続ける。
エスプレッソもぽってり、ソイミルクもぽってり、だから喉をずっと潤し続ける。豆乳独特の軽い繊維も感じてそれが、なおさらぽってり感を感じて重たい感じがするのがオモシロイ。
おいしいコーヒー…、特にミルクをタップリ含んだコーヒーはただそれだけでもお腹が満ちた感じになる。ちょうど具沢山の味噌汁を飲んだときに感じる満足感。ペットボトルや缶に入ったサラサラコーヒーでは感じぬ満足を感じることができるというのがオモシロイ。

パラパラザクザク、壊れる感じが薄いクロワッサン。しっとりしていて、噛むとバターが滲んで唇濡らすような食感で、そこにレタスと白いハム。調味料は使わず素材同士の味で味わう趣向の料理。
クシュッと生地が縮んで歯切れ、口の中へと飛び込んできてフワッと膨らむ。ハムの塩味、レタスのシャキッとみずみずしさにバターの旨味。噛むとどんどんとろけてなめらか。壊れない生地とはいえ食べているとお皿の上に生地がちらかる。クロワッサンでどれだけちらかるでおいしさが決まるような感じもします。ほどよき朝のオゴチソウ。

 

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