ボクのスターバックス、そして珈琲貴族エジンバラ

Starbucksで朝のボンヤリ。
もうそこら中にあって、珍しくもなんともなくなってしまったスタバもボクにとって特別な店が何軒かある。そのひとつが新宿二丁目と三丁目の境界点にある一軒で、チェーン展開のかなり初期の段階からある小さなお店。
最近は大きく豪華なカフェのような店であったり、小さなスペースにこれでもかって客席を詰め込んだ鶏ケージのような店が多い。
けれどここはどこに座っても厨房が近くて、コーヒーを飲みにきたんだ…、って重いんがら時間が過ごせる。のんびりできるシートがあったり厨房を眺めていられるカウンターがあったりと、いろんな使い勝手をイメージさせる構造もいい。なによりよそよそしさがないスタッフのほどよき距離感が気持ちいいのがオキニイリ。かつてのボクの生活圏にはじめてできたスターバックスということもあり、思い出深いオキニイリ。

他のお店がどんなへんてこりんになっていこうが、ここがこのままずっとこうしていてくれる限り、スタバと付き合ってもいいかなぁ…、って思ったりもする。
一時期、本当にスターバックスが大好きでブログに頻繁に書いていた。
そしたら「スターバックスを飲みたくても飲めない人がいるんだから」と意見のコメントを頂戴し、お店がない地域もありますもんねと答えた。そしたら「経済的に飲めない人がいるという意味でいいました」って突っ返されて、そういう考えもあるんだなぁと、人の気持ちの多様なことを勉強させてもらったことがあった。
たしかにフラペチーノ一個で昼の定食が買える値段のスターバックス。
それでも増えて、それでも流行る。「値段」と「値打ち」そして「値ごろ」はまるで違った概念なんだってしみじみ思う。

スティームミルクをひさしぶりに飲む。暑い季節に冷たいものばかり飲んでると体が弱るに違いないと、ふっくらあまいスティームミルク。
スターバックスはコーヒーを売る店じゃなくてミルクを売ってるお店。だから品質が安定するんだ…、と常々思っているからある意味、スティームミルクこそがスタバの魅力をそのまま味わう飲み物。たしかにスタバのミルクは甘く、蒸気を通すと泡もなめらか。ぽってりとろんと喉を満たしてお腹をやさしくあっためる味わい豊かなオゴチソウ。
ワッフルをあっためないでそのまま。ホイップクリームを追加でたのむ。
温め直さないワッフルはヘニャヘニャしていてそのまま食べると情けない。けれどホイップクリームをたっぷりのせるとホイップクリームと一体となり、なによりスティームミルクを浸して食べるとしっとり、おいしく味わえる。ミルクの泡をのっけてパクリ。
お皿に残ったホイップクリームをスティームミルクにとかしてゴクリ。軽い塩味の乳の風味がスティームミルクにバターのような風味をつける。元気が出そう…、オキニイリ。

 

関連ランキング:カフェ | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

 

場所を移してスタバの近所の珈琲貴族エジンバラ。
じっくり落ち着いて書き仕事をいたしましょうか…、とiPad miniをひらいてコーヒー。
ブレンドもらって仕事する。
もう東京都心はお盆休みモードにはいっているのでしょうネ。
いつもはニギヤカなお店は静か。
お店の人もちょっとのんびりしているようで、空気やさしく気持ちいい。
ここのコーヒーは本当においしい。
味わいやわらか。深い香りにほどよき苦味。スッキリとした酸味が後口を整える。
ゴクゴク飲めて、いっぱい飲んでもお腹を重たくさせないステキ。しかも朝の時間にはお代わり自由になるというのもありがたく、仕事もはかどってくれそうなうれしい予感。オキニイリ。

 

関連ランキング:カフェ | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

コメント

  1. すうさん

    確かに、スタバやサードウェーブコーヒー(もう古い?!)は高いので、私は滅多に利用しません。さかきさんのブログを拝見しすることで十分楽しんでいます。価値観は色々ですね(#^^#)

    • サカキシンイチロウ

      すうさんさん
      コーヒーの値段ではないですものね。ボクは気分転換というムードと時間を買うためにいっているような感じかなぁ…。コストパフォーマンスということばかり考えていくと、結局、外食がすべて無駄ってことになっちゃう。むつかしいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。