ホリデーツリーと朝のご飯

ホリデーシーズンを感じながら朝ご飯をたのしみたくて、西新宿のヒルトンホテルにやってくる。
かつて12月に入ると東京のホテルはこぞって大きなクリスマスツリーを飾った。
一年で人を一番夢みがちにさせる季節にホテルが果たす役割が大きかった時代は特に、ホテルのツリーは豪華でキラキラしていたものです。
今やホテルは夢より現実を売る器。「夢は寝てから見てちょうだい」って宿泊特化のホテルに豪華なツリーは無用の長物。世知辛い。
その点、ヒルトンホテルのロビーはこれでもかってほどのホリデー気分に溢れてウキウキしてくる。レストランを兼ねたロビーラウンジの真ん中、吹き抜け部分に大きなツリーが作られてキラキラ華やか。師走の忙しない気持ちをひととき棚上げ。のんびりします、オキニイリ。

しかも今日、うれしかったのが馴染みのスタッフに「おはようございます、お帰りなさいませ」って挨拶されたこと。朝のご褒美…、ニッコリしながら背筋を伸ばす。料理がたくさん並ぶのだけど、いつもほとんど同じモノ。
アルファルファをたっぷりよそおい、サイドにキュウリ。焼売を2個。黒酢をちょこっとほどこして、ご飯を少々。スクランブルエッグをのせ、飾る。脂がサクサクになるまで焼いたベーコンにハッシュブラウンでひと揃え。
見る側、角度でまるで違った料理に見える。健康的と背徳感がひとつお皿に肩寄せ合って「おはよう!」っていう。そんなゴチソウ。

モサモサクシュクシュ、口を潤すアルファルファ。クシャッと潰れてじゅわりと脂を吐き出すベーコン。
どちらも朝のオキニイリ。

サンドイッチを作って食べます。
コンベア式のトースターでこんがり焼いた胚芽パン。
10枚切りくらいの薄切り。もともと痩せた感じの食パンです。それを庫内を蓋しないコンベア式のトースターで焼くから、ザクッときれいに焦げて乾いた感じに焼き上がる。
塊からそぎ切りにしたばかりの白ハム3枚。これまた薄切りのゴーダチーズを2枚のっけて、パカンと折って手のひらのせてしばらくそのまま。
体重のせて押し付けて、ハムの脂やチーズのとろけでパンと貼りつきサンドイッチの体裁整う。ナイフでザクッと三つに切って出来上がり。
カサカサとして前歯をくすぐるパンの食感が軽快で、ハムがムチュンと歯切れて口をにぎやかにする。チーズの渋みがよきアクセント。素材同士の持ち味で味がしっかり整うところがいい感じ。

卵の白身だけでオムレツ焼いてもらいます。最近、ホワイトオムレツを作ってくれるお店が増えた。けれどここのが東京で一番おいしいってボクは思う。
よく焼かないと水っぽさが残る白身で、だから何度も何度もひっくり返し弱火でじっくり焼き上げる。全卵のオムレツの3倍近くは時間と手間がかかるんじゃないかなぁ…。フワッと軽くぷるんとなめらか。
ピーマン、オニオン、パプリカがサクサク歯切れ、チーズにハム、ほうれん草にチーズと様々な味が混じって、口もお腹もよろこぶゴチソウ。
小さなボウルにご飯を貼って味噌汁にネギ。中華粥用の揚げパン散らす。ベーコンお供にお腹をあっため、キュウリでシャキッと口直し。ワッフルにホイップクリーム、ベリーソース。プレインヨーグルト。パイナップルにプルーンで朝のお腹に蓋してニッコリ。コーヒー飲んで、さぁ、仕事。

 

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