ホテルの朝食、岐阜のモーニング

岐阜で朝。いつものホテルのバフェで軽く朝ご飯。
茶碗の中にほんのちょっとだけの白ご飯。
スライスオニオン。
スイートコーン。焼いたベーコンをのっけて食べるのがココのバフェでのいつもの食べ方。
今日は千切りにしたごぼうとキャベツ、薄切りハムのマヨネーズあえがおいしそうに思えてそれも一緒に入れる。ほぼ野菜。でもベーコンの脂の風味と香りがおいしい朝ご飯。コーンポタージュにクルトンのっけてお腹を満たす。
お迎えくるまでコーヒーを飲む。ボタン一つでジャジャっと豆を挽いて蒸気で出すコーヒーで、この一連の朝の儀式のごとき流れに今日もいつもの朝が来た…、ってしみじみ思う。外は雨。

お迎えがきて、本格的に朝ご飯。
ポポラートという地元に根ざした老舗の喫茶店。
冷たい雨が降るというのに駐車場はほぼ満車。お店の中に入ると見事におばぁさまやら、おじぃさまやら。朝早起きのシニアの方にとってこういうお店は得難い。
最近はやりのチェーン店系喫茶店とかカフェとかが近隣にもある。
けれど家族でやっててあったかく、しかも昔から顔なじみのいる店ではじめる一日は、「安心儀式」のようなのでしょう。ところどころに予約席の札。毎日来てくれるお客様がココじゃないと落ち着かないからと、それで予約の札をおいて待ってるんだというのもステキ。

ブレンドコーヒーを選んで注文。
サイフォンだてのコーヒーで、ちょっと時間がかかるのだけど、その分、おいしく仕上がってくる。
しかも熱々。ふうふうすると香ばしく、おいしいコーヒーの焦げた香りが鼻の周りを舞ってくすぐる。
ズズッと一口。熱々だから、軽くカップに唇つけて空気を一緒に吸い込み味わう。空気で若干冷める効果もあるけれど、それ以上に空気をタップリ吸い込んだ音したてのコーヒーの香りは上等。酸味ひかえめでやさしい味が、一層やさしくなる感覚がオモシロイ。
そのコーヒーについてくるサービスセットはかなり充実。
厚切りトースト。千切りキャベツのサラダに茶碗蒸し、それから甘味。これでたったの400円。コーヒー一杯分の値段で朝にはこれだけついてくるのというのがアリガタイ。トーストにはバターがタップリ染み込んでいて、しかも真ん中のとこだけちょっとシナモンシュガー。一度にふたつのトーストを食べてるような気持ちになるのがまたステキ。

お店の経営的には大変でしょう…、ほぼ満席んニギワイなのに、売上にしてみればそれほど大したものではなくてやめてしまいたくなることもある。
でも、やめられない。やめてしまうと悲しむ人があまりに多くて、ちょっとした街のインフラみたいな存在になっちゃってるから、やめられない。地域に根ざした飲食店って、偉大な存在ってしみじみ思う。

岐阜のモーニングの特徴と言われているのが茶碗蒸しがついてくるとこ。
お店にとってみれば、卵という原価が安定した食材と出汁。原価をかけずに作れる料理で、しかも蒸し器に入れておけば作り置きもできる。お金も手間も書けずにつくれるうれしい料理。
お客様にしてみれば、朝の体をあっためる、しかもやさしい味わい、食感。卵料理であると同時にスープのようなみずみずしさもあるから、卵焼きと汁をかねる得した感じになれる料理と、ウィンウィン的なる賢い料理。
今日の甘味はみどりのゼリー。ジェローかなぁ…、と思って食べるとメロンコンクのゼラチン寄せ。口の中で気の抜けたメロンソーダがブルブルしてる…、って不思議な感じにちと笑う。

 

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