ホテルの朝バフェが混雑する訳

大阪のホテルで朝。
梅田の駅直結が売りのヨドバシカメラに隣接して、できたばかりの阪急系のホテルに泊まった。
30階を超える超高層ビルです。ある程度、奥行きのあるフロアでなくては構造上無理があり、にもかかわらず客室を多く取りたいという工夫の結果、通路に対して縦位置にベッド。ベッドヘッドは窓際にあり、その足元に壁掛けテレビ。テレビが掛かった壁の向こうに洗面台。振り分け式にトイレとお風呂とよくできたワンルームマンションのような構造。
テレビが壁にかけられるようになってホテルに部屋のレイアウトの自由度が飛躍的に高まった。ただテレビを置く台を兼ねて今まで大きく作られていたデスクがどんどん小さくなってく。ホテルは寝る場所なんだと言われればそれでいいのかもしれないけれど、なんだか色々面倒くさい。

部屋が合理的にできているのに比べてパブリックがやたらと大きい。
天井高くてレセプションのカウンターがバーンっ!
それに続いてチェックインと精算用の機械がドーンっ。
ほとんどのことがその機械でできてしまうのに、なんでレセプションに人が立っているんだろう…、って中途半端を感じてしまう。
いっそスマフォを持ってりゃ、チェックインから精算まで自動でできてスマフォがそのまま鍵になってりゃ便利でいいかも。
宿泊業としてのホテルは、サービス業としてのホテルと違った進化をしなくちゃね…、って思ったりする。

ちなみに阪急系のホテルにとまっていいことと言えば、宝塚チャンネルが観放題ってことかなぁ…(笑)。
JR系のホテルに泊まると吉本新喜劇を延々とみることになって、それに比べればずっとたのしい。今回も地上波がつまらなかったりCMになると気づけばそのチャンネルを観ておりました。
舞台でみる宝塚は見ごたえがある。特に最後の大階段のシーンはちょっとうるっと来たりするのだけれどテレビでじっくり観ると、歌も調子外れだしダンスのアンサンブルも褒められたものじゃない。考えてみれば彼女たちは学生であってプロじゃないんだものネ。世界で一番大々的でお金のかかった学芸会だと思えばそれも味になる。高校野球もそうだけれど、日本ってつくづく素人芸が好きなんだなぁ…、って思ったりする。

さて朝ご飯。
8時過ぎたら混むからネ…、って脅迫めいたポスターがエレベーターに貼り出されてて早めに起きて7時ちょっと過ぎにレストランにくる。
やたらと大きな客席で200席近くはありましょうか。
それに比べてバフェのカウンターは小さい。つまり混雑するのは客席でなく、料理をとるのに行列ができてしまうからと言うことなんでしょうね。早い時間で客席がまだまばらなのに行列でした。
料理を置く場所を大きくすればその混雑は解消される。けれど品質管理が難しくなったり、廃棄が増えたりするのでしょうネ。朝食以外の時間は通常のレストランとして営業するから朝しか使わぬ設備は無駄になってしまう。大型ホテルのなやましいとこ。

洋食、和食が過不足なく揃う良い品揃え。たこ焼きや半割りにしたお稲荷さん、出汁かけオムレツなんて旅情を満たす料理もある。ご飯のお供もしっかりしてた。
中でもここで1番の推しがハム。手仕込み、手作り、焼いたばかりの切り立てと言う。脂がクチャっと潰れる感じもおいしくて、これはサンドイッチを作らねばとトーストを焼く。乾いてさっくり焼き上がるコンベア式のトースター。2回と半ベルトに通してよく焼きにし、ディジョンを薄塗り。体重かけて押さえて馴染ませ、ナイフで切って出来上がり。
カサカサのトーストがハムのむっちりした食感を引き立ておいしい。コーンポタージュをお供に飲んでさてさて移動。岡山に向け日帰り旅でございます。

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