ホテルの朝に岐阜式モーニング

昨日の夜の食べ歩きで、結構お腹が満ちてたはずが起きるとグーッとお腹がなった。
お腹が空くのは元気の証。朝食付きの宿泊施設でいつものように軽くお腹を満たすことにする。お茶碗にご飯を本当にちょっとだけ。オニオンスライスにスイートコーン。グリルソーセージをのっけて醤油を垂らして食べる。ご飯の代わりのオニオンスライスがシャキシャキとてもみずみずしくてコーンの甘みとプチプチはぜる感じもステキ。コーンポタージュでお腹を潤し、お迎えくるまでロビーで待った。
ボタン一つでブーンとコーヒーがカップの中に落ちてくるのをぼんやり見ながら、カップの中から立ち上がる甘い香りに目を覚ます。紙のカップを手に持つとまずつたわってくるあったかに、気持ちもあったか。金曜日。

そして本格的な朝ご飯。ポポラートという喫茶店にくる。
住宅街ののどかな景色の中にポツンとある店。もう40年近くもココでずっと営業しているという店で、40年前といえばまだ喫茶店が元気な時代。だからしっかりお金をかけて作った建物。未だびくともしていない。
入口部分に近所の農家が野菜をおいていくのでしょうね…、それを買いに来たついでにコーヒーを飲んでく人も結構いたりするのもたのしい。
ココ数回。チェーンストアのむさしの森珈琲での朝ごはんを続けてとっていたのだけれど、地方に根ざしたこういう店はやっぱり生き生き、潤う感じ。ただお客様のほとんどが近隣のお年寄りというのが、これも時代なんでしょう。この人達がいなくなったら、こういうお店もなくなるんだろう…、って思ったりする。ちと切ない。

コーヒーもらうとセットが来ます。
追加料金だとか、何種類かから選べるだとか面倒なことは一切なくて、自動的にこの一皿。
あくまで「サービス」という位置づけなのが岐阜式モーニングの大切なとこ。
よりいっそうのサービスのつもりで何種類かを用意したり、ちょっと値段を追加するといい料理がやってきたりと選択肢を増やすと途端に面倒になる。
サービスじゃなくて、システムみたいになっちゃうんですね。
朝の頭には面倒くさい。

座って飲みたい飲み物をいう。
そしたらなんにも考えることなく、小腹を満たすに十分なモノがやってくるのが粋でうれしく、ありがたい。

さて今朝のモーニング。トースト2種類。ひとつはバタートーストで、そこにあんこをのっけた小倉トーストとワンセット。パンは普通の食パンで、こんがり焼かれて小麦の香りとバターの風味がほどよい感じ。あんこは甘めのつぶあんで、バターの塩味が甘みと風味を引き立てる。食べてすかさずコーヒー飲むと、口の中がスッキリとして後味もよい。

千切りキャベツのサラダが少々。茶碗蒸しがついてくるのが岐阜式らしい。
大きめの器の中にズッシリたっぷり。銀杏、鶏肉、お麩にタケノコと具材もたっぷり。出汁も塩気も強くてパンのおかずになってくれそうな力強い味。
これって果たして卵料理の代わりなんだろうか。それとも汁の代わりなのかと考えフルンと味わい食べて、食べ方次第でそのどちらにもなるというのに気づいて笑う。
朝のお腹をあったかにして、しかも口や体を潤す。なめらかにしてやさしい食感が朝の口やお腹にピッタリ…、ってニッコリしました。オキニイリ。酸味控えめなブレンドコーヒー。お年寄りのお腹にやさしい感じもステキ。サイドについたバナナをパクリ。やさしい甘みと軽い酸味に朝の気持ちが明るくなった。さぁ、仕事。

 

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