ホテルのカフェに朝のバウルー、八竹の茶巾に押し鮨

銀座スクエアホテルというホテルがある。
今では主流の宿泊特化型のデザインホテル。オフィスビルのような外観で、フロントもロビーも小さい。ただエスプレッソがおいしいカフェがロビーに併設されていて、知らずにいると「あたらしいカフェができたんだ」って思って通り過ぎてしまいそうなほど。
ただこのカフェが気持ちいい。
銀座のメインストリートからやってくると、小さな裏口が入り口になる。
ドキドキしながら小さなドアをくぐると奥へ奥へと明るくなって、気持ちが自然と奥へ奥へといざなわれていく。途中フロントと真っ赤なソファ。大人なムードを挟んでバーカウンター。夜はカクテル、クラフトビール。昼はエスプレッソをメインにしたソフトドリンクが多彩に揃う。先払いで自由に席について待ち、できた商品は運ばれてくる。のんびり待ちます。

天井から床まで開くフレンチウィンドウスタイルの壁を兼ねた窓が全部開け放たれて、換気がいいのが今の時期にはありがたく、でも夏になったらどうするんだろう…、その時までにウイルス騒動が落ち着いてればいいのになぁって。
エスプレッソトニックを選んで飲んだ。
グラスに氷。トニックウォーター。エスプレッソを注いで仕上げた冷たい飲み物。エスプレッソの泡がふっくら、グラスの上に蓋をしてストロー使わずグラスに口つけ飲むと泡がまずとろり。トニックウォーターの苦味とエスプレッソの酸味が混じってビタースイートな大人のご馳走。
外は涼しく、けれどもやっぱりグラスが汗かく。カランカランとグラスに氷が当たる音が一層涼しげ。さぁ、帰ろ。

 

関連ランキング:カフェ | 銀座一丁目駅東銀座駅宝町駅

 

ところで今朝。ベッドから出るのがためらわれるほどに寒い朝。バウルーでサンドイッチを焼くことにした。

パンに具材をのっけて挟んでガスで焼き上げる。これ以上シンプルにできないほどの構造で、けれどどんなに複雑なホットサンドイッチクッカーよりもおいしく焼ける。
オキニイリ。
セブンイレブンで売ってた食パン。8枚切りのにハムとたまごサラダにチーズをたっぷり。
バターを塗ってパカンっと閉じて中火でガンガン両面焼いて、出来上がり。
2枚の鉄板で挟み込まれたところがガリッと砕けてパリパリ崩れる。パンの表面はサクサクでとろけたチーズがとろりとからむ。調味料は一切いらずの素材の持ち味同士のおいしさ。
ぐるぐる混ぜて仕上げるカップに入ったコーンポタージュを上等カップに移してゴクリ。ほんのちょっとだけあったまる。

月命日の今日。
お供え物に八竹のお寿司。
入り口を大きく開け放ったお店の中に、まずアルコール消毒液。最近の飲食店ではこれが関所のような役目を果たしてる。
カウンターの上には写真入りのメニュー。かつては400種類を越えて寿司折りが用意されていたのだけれど、今では10種類限定でそのほとんどが事前に折り詰めされているから、たのめばすぐに買って帰れる。
作り置きが当たり前の大阪寿司や茶巾寿司という料理の特徴が、今の時期には強みになってる。
茶巾寿司に押し寿司4種。海老に鯛に穴子にバッテラ。それぞれひと切れづつなんだけど、ここのバッテラは本当においしく全部バッテラに変えてもらってもいいんだけどなぁ…、って思う。太巻きの中には玉子と高野豆腐が入っててしっとりしている。とはいえやっぱり茶巾寿司のズブズブ潰れる玉子焼きの甘くてやさしい食感が際立つおいしさ。オキニイリ。

 

関連ランキング:寿司 | 四谷三丁目駅曙橋駅新宿御苑前駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。