クラムチャウダー、ペリカンのパン、タバーンオンS

おひさしぶりなり、タバーンオンエス。
新宿駅の南口。個性的な飲食店が集まるフードホールの中の一軒。
新宿駅にありながら、新宿っぽい空気が希薄な不思議な場所で入口部分は渋谷な感じ。どんどん奥に向かうに従い、日本を離れてシンガポール経由でヨーロッパ。一番奥のココはアメリカ…、って感じがたのしい。
アメリカ料理のビストロです。
朝食はサンドイッチやサラダやスープ。ほどよい感じのアメリカ風。11時まで朝食を提供している店なんだけど、9時を境にサービススタイルがまるで異なる。
9時まではメニューは絞り込まれて、バーカウンターで先に注文、先払い。自分で自由に席が選べるデリカテッセンっぽい営業スタイル。自由で気軽。9時を過ぎると完全なテーブルサービスで後払い。メニューの種類も増えるのだけど普通のお店の普通な朝食って感じに思える。だからいつも9時前入店。

注文し終えてお金を払うと、番号札の代わりに木彫りのアルファベットを一文字渡される。今日は「E」。まずテーブルにそれを置き、コーヒーと水を取りにいく。お店の真ん中にお水が入った金属製のケトルが一個。中はひえひえ、いつもたっぷり小さな水滴をまとっているのがなんともおいしげ。水を入れるためのカップにアルファベットが一文字はいっているのでいつも、何を取ろうかと思案する。
アルファベットが全部揃っているわけじゃなくって、Eと合わせて単語になってくれそうなのが「M」と「W ]の二文字で、MEは寂しく今日の気分はみんなでたのしい朝にしたくて「W」を選んで「WE」を作った。
料理を運んでくれた人が「あら、WEですね」なんて気づいてくれるところがうれしい。今日の料理が届きます。

たまごサンドを一個。
クラムチャウダーのハーフサイズでひと揃え。
一時期、朝の料理が遅れることが多かった。
人手がたりないのかなぁ…。
料理づくりの段取りがしっかりできてないのかなぁ…、と心配したけどここ数ヶ月。料理がスタッとしっかりでてくる。
しかも一緒にたのんだ2つの料理が一緒にでてくる。ホッとする。
たまごサンドのパンはペリカン。浅草にある食パンがおいしいことで有名なパン屋さんのパン。たしかにおいしい。けれどおいしすぎたり、口溶け良すぎたりしないところがボクは好き。中に挟んだぽってりとしたたまごサラダの風味や味が引き立つ味わい。それらがとろける感じを邪魔せぬそっけないほど普通の食感。おいしいなぁ…、ってしみじみ思う。

サイドに添えたピクルスはコホンを咳がでるほど酸っぱく、紫キャベツのサラダは塩と胡椒と油で整えられたシンプルな味。味、食感も好対照でサンドイッチを引き立てる。
クラムチャウダーは具材たっぷり。好きな味。小麦粉や乳化剤なんかでわざとらしくとろみをつけないサラッとやさしく仕上がっている。
軽いとろみはたっぷり加えたじゃがいも由来のでんぷん質で、玉ねぎ、にんじん、そしてたっぷりアサリのむき身。しばらくしても熱々で、フーフーハフハフ、食べて汗かく。サンドイッチのパンを少々拝借し、スープにひたしてぽってりとした食感たのしみ、スッキリとしたコーヒー飲んで朝がはじまる。今日も一日たのしみましょう…、と席を立つ。

 

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