ベーコンの舌。おかかが主役の「おかか」のランチ

サンマルクカフェで朝ごはん。
家から新宿に向かうお散歩ルートのちょうど真ん中あたりにある店。
朝のサンドイッチがオキニイリ。
中でも最近、BLTサンドに執着気味で理由はふたつ。
ハムとチーズのサンドイッチだと熱のが入ってしまったレタスに感じる違和感が、トマトも一緒になると不思議と嫌じゃない。
熱の入ったトマトの食感、風味でレタスの存在感が弱くなってくれるからかなぁ…。もうひとつの理由はベーコンがおいしいこと。分厚くしかもしっかりとした食感で、脂がクチャっと潰れる感じがたまらない。
アイスコーヒーをお供にもらってのんびり食べる。
それにしても相変わらずトレーの上は紙だらけ。紙のスリーブに入れたサンドイッチの下に紙ナプキンが置かれてておそらくお皿の代わりなんでしょう。滑稽な上に資源の無駄遣いでござんしょう。

スリーブからサンドイッチを取り出しサンドイッチの全容を見る。
アルマジロ的ゴツゴツとしたパンの表情がおいしげで、しかもこれ。噛み心地がいいんです。前歯でザクっと壊れるように歯切れ細かく砕けて口の中を騒々しくする。生地そのものはふっかりしていて、粘らず甘くもなくてそっけない。。だから挟んだ具材をおいしくさせる。
ベーコンがペロンと舌を出してるみたいに見えるところが愛らしく燻製香がほどよくおいしい。チーズもレタスもトマトも一緒に温められてて、まるでソースのようにふるまっていく。
食べ続けるとベーコンとパンだけって状態になりお化けみたいな顔になるのがオモシロイ。

 

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ちょっと気になって市ヶ谷の「おかか」でお昼。
新宿に一号店のあるしゃぶしゃぶの専門店で、お店で削ったおかかが食べ放題。それを出汁にたっぷり混ぜて風味をつけて、そこでしゃぶしゃぶというのがなんともたのしいお店。
二号店のこの店ではランチタイムをやっていて「おかかの一汁多彩定食」というのが気になりやってきたわけ。
駅から旧日本テレビ本社に向かう急な坂道を上り切ったところにある飲食店用ビルの7階。
ワンフロアに1店舗だけという構造で、エレベーターを降りるといきなりお店の中。
出汁のおいしい匂いがしてくる。
注文するとまずお茶と漬物、昆布の佃煮に削りたての鰹節。白木造りの店の空気は明るくしかも清潔で、たのしく食事ができそうな予感がします。

おばんざいと具沢山の出汁スープ。
汁じゃなくて出汁スープというキャッチフレーズが古臭い日本料理のお店じゃなさを醸し出す。
お客さまも近隣のオフィスの若い人が中心。
おそらくボクが最年長。
10分足らずで料理が到着。
汁にご飯。
野菜サラダにおばんざいが入った豆皿が6つ並んでやってくる。

料理のひとつひとつがいささか小さく、これでお腹いっぱいになるかしら…、ってちょっと心配になるけれど、汁がたっぷり。ご飯も出汁ご飯を選んだから汁とご飯だけでも十分おいしく食べられそう。
おばんざいは鳥の唐揚げ、鳥肉団子の煮物にだし巻き卵。大根と練り物の煮付けに出汁で風味をつけた玉子サラダ、鯵の南蛮漬けと味わい多彩。

鳥の唐揚げの衣に鰹節粉が混ぜられていて、不思議な風味でなかなかおいしい。おばんざいのどれもがしっかり出汁が効いてて、おかかっていう店名通りを感じてニコリ。
最初にやってきた鰹節は汁に全部投入しました。汁の蒸気でゆらゆら揺れて、あっという間に汁に沈んでしっとりしていく。
鰹節の香りや旨みが汁に溶け出し、汁が一層おいしくなる。鰹節を取り出してご飯の上に乗せて食べると、これがおいしくウットリしちゃう。
ご飯が食べ放題だったのだけど、一杯だけで十分お腹が満たされた。すぐにお腹が膨らむところが歳を重ねた証でしょうネ。そしてすぐにお腹が空くのは健康的の証拠と思う。さて、歩く。

 

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