ベルクでビール。家でおでんを炊いて昼

九州からひさしぶりに友人が来て、ベルクに集まる。
タナカくんの友だちでもあり、彼が好きだったビールを飲んで偲ぼうとそれで新宿のベルクでビール。
お供にビッグドッグやサンドイッチ。彼のオキニイリをあれやこれやとたのんで並べて、テーブルの上も会話もニギヤカ。話もはずむ。
漫画やアニメ、小劇場の演劇やデビュー間もないアーティスト。サブカルチャーが大好きだったタナカくんに、ここのちょっと猥雑で、すべての人に平等なムードはしっくりとくる気がする。
こういう場所でたのしくビールを飲んでると、ちょっとボクも混ぜてよネ…、ってフワッと彼が降りてくるような気がしてそれで、笑いながらビールを飲んで笑いながらおしゃべりをした。6ヶ月と1日経った土曜日の昼。

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日曜日、早い時間からおでんを炊きます。
最近では真空調理やレトルト状になったおでんが手軽に買える。
便利なんだけどああいうおでんは大根を食べても練り物たべても、こんにゃくを食べてもみんな同じ味がする。
おでんの味しかしないのが物足りなくてやっぱり自分で炊き上げる。
大根は昨日の夜から煮ておいた。それに加えて伊勢丹の地下の紀分のおでん種。つみれや牛すじ、タコにつぶ貝。エビ団子とか焼売天とかあれやこれやをクツクツ煮込んで熱々食べる。
鬼からしっていうツーンっと辛くてあとからビリビリしびれる感じの芥子を買って風味をつける。どれもそれぞれネタそのものの持ち味を忘れず、けれどおでんの煮汁が染み込んで持ち味以上の味がする。玉子天なんて、黄身の芯がとろけるようでウットリします。あったまる。

お供にちょっと変わったサラダ。脂がのって新鮮なキラキラまぶしいカンパチを、オリーブオイルでドレスして塩で風味をつけたハーブ野菜と一緒に味わうサラダ仕立てにして食べる。醤油とワサビで食べるカンパチは当然おいしく、けれどオリーブオイルという油と一緒に食べるカンパチの脂は、不思議とさっぱりとして、モリモリおいしく食べられるのがオモシロイ。
ご飯にちぎった梅干しと醤油であえた鰹節をたっぷり混ぜておむすびにする。醤油の香りがご飯の味や風味をおいしくしてくれる。それに合わせてお麩の汁。宇和島の手押しで仕上げたじゃこ天をフライパンにのせこんがり焼いてお供にします。ほどよきゴチソウ。おやつ代わりに昼寝する。

そして夜。
起きたらお腹がグーグーなった。
お好み焼きを作ってやろう。昨日のおでんの汁を使って山芋とろろを伸ばしてそこに粉を合わせる。
ざく切りにしたキャベツに練り物。玉子を一個割りほぐしざっくりざっくりよく混ぜる。
フライパンに油を薄く塗って伸ばして、そこにお好み焼きのタネを落として蓋をする。ジューッと湿った音がおさまり、蓋をとってフライパンを動かすとスルスル動くようになったらひっくり返す。
再び蓋してひっくり返し、こんがりしたらホワイトソースとチーズをのっけて蓋して蒸らす。鰹節をたっぷりかけて青のりパラリで出来上がり。
生地にしっかりおでんの味が入った不思議な仕上がりで、ホワイトソースにチーズがコクと風味をつける。日本料理と西洋料理の間を行ったり来たりするたのしいおいしさ。オモシロイ。

コメント

  1. よおぜふ

    ベルク。
    場があって、場に集えるって、今とても贅沢な気がします。そういう集いを欲しているなーと切に思います。
    タナカさんも、天から喜んで見ているか、側に降りて来て微笑んでる、そんな気がしました。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      よおぜふさん
      ベルクのような場所にくると、近くにいてくれるような気がして不思議とさみしくなくなります。また会いたいなぁ…、とは思いますけど、ありがたいことです。

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