ベニシカシャにて元祖のピザトー

asa1asa2有楽町で午前中の打ち合わせ。
丸ノ内線で銀座の駅までスルンと行って、打ち合わせ場所の近所で朝食。
打ち合わせの場所は帝国ホテルの近所でそれで、ガードをくぐって日比谷側に出る。
JR線のガード下。
ここが平成、21世紀の銀座の景色かと目を疑うほどに昭和風情が漂う歩道。線路4本分の奥行きしかない場所なんだけど、向うの景色が遠くに見える。時間的な遠近感が、物理的な遠近感を歪めているような感じがしさえする景色。24時間営業の居酒屋さんは、マグロの漬け丼の朝食があり、有楽町側にあるうどん屋さんのカレーうどんが実はおいしい。
細めの麺にからむぽってりしたカレースープではじめる朝も悪くないかとちょっと気持ちがゆらぎはするけど、初心貫徹で喫茶店。

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紅鹿舎という昭和風情漂うお店。「ベニシカシャ」と読む。JRのガード脇の路地に面したお店で向かいの店はおそらく再開発待ち。この界隈はこれかどんどん景色が変わっていくんでしょうね。
ここはそんな街のムードをまるで頓着しない変わらぬ風情。ホっとする。
お店に入ると奥へ奥へと広がる空間。入り口近くのテーブルもらって、のんびりします。喫茶店にしてはかなり大きな厨房。その厨房の真横の席で、いろんな匂いがしてくるのです。モーニングサービスの時間帯で特にパンが焼ける匂いが香ばしい。

ab-ptab-eggちなみにこの店。
ピザトーストを考案して、はじめて商品化した店なんだと言われてる。
諸説あるみたいではあるけれど、けれどこの場所。
かつて銀座の外れにあって、大衆的なおいしいお店が続々、腕を競った場所でもあるからおそらく、相当昔からピザトーストを作っていたには違いない。

ピザトーストがメインディッシュの朝食セットを選んでたのむ。
値段は1000円。
喫茶店の朝食にしてはちょっと気合の入った値段。
たのむと続々、料理がでてくる。

まずはセットでたのんだ飲み物…、コーヒーがくる。サイフォンだてのコーヒーで、とてもまろやか。ほどよき酸味と深い苦味、香りがやさしく朝のお腹になめらかで良い。
ゴクッと飲んで味わってたら、コンソメスープにゆで玉子。
この茹で卵がエッグスタンドでやってくるのが、貴族的!
上流階級、あるいは金持ちの昭和的なる記号のひとつ。家にも確かあったけど使ったところを見たことのない憧れ食器に玉子が一個。
ただこのスタンドの中の玉子は半熟で、殻のてっぺんを割ってスプーンですくって食べる…、が本当のあこがれ。けれどココのは固茹で玉子。しかも玉子が新鮮だったからでしょう…、なかなか思うように剥けない。
一生懸命剥くのだけれど、下半分の黄身が殻に貼り付きもげて凸凹玉子になっちゃった。一気に庶民な感じであります。しょうがない(笑)。

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ピザトーストはさすがに見事。分厚い食パン。イギリスパンで、口溶けの良い日本的なおいしいパン。そこにタップリピザソース。ピーマン、玉ねぎ、薄切りサラミに缶詰マッシュルームをスライスしたものと具材も多彩。
そこにチーズをどっさりのっけて、こんがり焼いてる。
この焼き加減の容赦なきこと。裏っ返すとパンはこんがり小麦色。パンの縁にチーズがとろけてこぼれ落ち、そこがガリッと焦げて仕上がる。味わい濃厚、風味ドッシリ。コレが元祖と言われても、そうかと思わず頷いてしまう迫力のある味でござった。千切りキャベツとお腹潤し、仕事に向けての準備する。

 

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コメント

  1. 海栗嫁

    べにしか!
    このすぐ近くの某旅行会社に勤務していた頃、
    シフトで遅いランチの時の愉しみでした。
    久々に食べたくなるあのピザトー・・・。

    • サカキシンイチロウ

      海栗嫁さん
      重たいんですねぇ…、バターにチーズ、それからソース。
      お腹いっぱいになっちゃうのにぃ…、って言いながらも全部食べちゃう。食べると指までピザトーストの匂いになっちゃう。でもやめられない。
      さすが元祖って感心します。

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