プロデュースってむつかしい…。

渋谷で朝。世界で一番有名な交差点を見下ろすビルにロクシタンお店がある。
二階、三階にロクシタンのカフェがあった。
野菜やハーブがおいしいので人気だったのだけど閉店。かわりにパティシエのピエール・エルメがプロデュースしたカフェに変わった。
ロクシタンカフェ・バイ・ピエールエルメと名前がかわり、「バイ」から後ろの部分が気になり来てみる。
螺旋階段をグルッと上がった二階のホールは真っ黄色。壁や床、テーブルは白くてそれらの面積が圧倒的に大きいはずで、なのに椅子や柱が黄色くて、大きな窓から入ってくる光が黄色い。その照り返しで空間全体が黄色くなって、撮った写真も黄色く写る。カメラ泣かせのカフェでござんす。

朝食メニューが2つあります。
ひとつは飲み物とクロワッサンにグラノラ、ヨーグルトをセットにしたもの。
それでなんと1100円。
プレミアムブレックファストっていうのがあって、それには卵料理とラタトゥイユ、フレッシュフルーツもつくという。
それで1650円という「東京っておそろしいところだなぁ…」としみじみ思わされる驚愕値段。
お勉強をとたのんでみます。クロワッサン、グラノラ、ヨーグルト、フレッシュフルーツ、ラタトゥイユ。卵料理、飲み物と全部で7つの料理があるはず。けれど何度数えても器は6つ。しかもそのうち一つは紅茶用の砂糖だから、3つお皿が足りないのです。よぉくみるとヨーグルトの上にグラノラ、卵料理はラタトゥイユの上。なんだか損した感じがさみしい。

卵料理はポーチドエッグ。作り置きでひんやり冷たい。ラタトゥイも冷たく朝の体が冷える。玉子の黄身の状態はほどよく、けれど白身がブルブルしていてちょっと気味悪い。黄身が悪いんじゃなくて気味がね…、ってダジャレに一人で受けちゃった(笑)。
トレーの上であたたかかったのはクロワッサンと紅茶だけ。調理人がいなくてもできるモノだけで朝の営業をしてるんだなぁ…、って工夫を感じる。あまり好きじゃない工夫。
ヨーグルトの上のグラノーラはおいしかった。ナッツにベリー、コツコツとした噛みごたえと酸味と香りが口の中を明るくさせる。クロワッサンもおいしくて、フレッシュフルーツはどれもが状態がよくておいしい。ただ柿だけは苦手で残す。
この朝ご飯…、ピエール・エルメは食べてないなと確信しました。そんな朝。

 

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黄色い空間にずっといると頭の中まで黄色くなってしまいそう。
目がチカチカして落ち着かないから場所変える。
ちょっと歩いたところにある、クリスピー・クリームでコーヒーでもと思っていくと入り口脇にハロウィンドーナツの告知の看板。
ピンク?ブラック?と挑発的なメッセージ。
受けて立とうとピンクを選ぶ。
ピスタチオナッツの小さな角が愛嬌満点。ジャック・オー・ランタンの形のドーナツで、中にポッテリ、カスタード。
甘い、けれど甘すぎない。表面のチョコがパリッと割れて崩れてドーナツ生地と一緒にとろける。自然なとろけにクリームのドッシリとしたとろけが混じって、口が思わずコーヒーねだる。ビターで香り豊かなコーヒー。よく出来ている…、オキニイリ。

 

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