プリッツェルクロワッサンにめはりおにぎり
移動の前にシティベーカリーでちょっとのんびり。
小腹満たしをしましょうか…、とたまごサラダをフィリングにしたプリッツェルクロワッサンのサンドイッチをアイスコーヒーのお供に選ぶ。
独特の形をしたクロワッサンです。
細く伸ばしたパン生地を編むようにしてプリッツェルの形を作る。リボンのような形が独特。大きくそしてずっしり重い。リボンの結び目をつまんでちぎり、口に含むとバターの香りがただよい粗い塩の結晶がガリッと壊れてしょっぱく感じる。
でも生地そのものは甘めの仕上がり。甘じょっぱさが独特のパン。生地はしっとり。普通のクロワッサンのようにバリバリサクサクしてなくて、代わりにびっしり貼り付いた胡麻が砕けて足りない食感をおぎなうところがオモシロイ。
挟んだたまごサラダは見た目以上にたっぷりで、そしてなめらか。
白身はプルンとハリがあり、黄身はぽってり。
酸味強めのマヨネーズであえられてふっくらフワフワ。
今日の気分にぴったりの味。
表面ざっくり。
クラムの部分はふっくらやわらかなプリッツェルクロワッサンの生地との相性も良くってやさしくとろけて消える。
白胡椒が多めに加えられてて香りや辛味がよきアクセント。ちょっと大人な感じのごちそう。
ここのアイスコーヒーは好みの味。
すっきりとした酸味にあとひく苦味。香りがとても華やかでフルーティーな後口も良い。ただ今日はちょっと少なめだった。氷が少なかったのか…、それともそもそもコーヒー自体も少なかったのか、わからないけどちょっと寂しくなっちゃった。
名古屋から岐阜に向かって移動のお供。
「にぎりたて」のおむすび買った。
注文してからにぎりたて。
今日は注文が立て込んでいたからか、ちょっと時間がかかったけれど作る過程を遠目に見れてワクワクしながらのんびり待った。
おむすびの塩の乗せ方にはいくつかあって、手塩をつける方法と、形を作ってから塩をかけていくやり方が多い方法。
ここは後者でしかもやさしく軽くにぎってく。握るというか結ぶ感じネ。
注文したのはめはりおむすび。軽く形を整えたおむすびに高菜漬けを丁寧に巻いて仕上げる。プラスティックのパッケージにやさしくおさめ、紙おしぼりまでそえてバッグに入れてくれるのがなんだか申し訳ない気がするほどに丁寧でいい。
パッケージをあけると緑の香りがフワッと出てくる。サイズは小さめ。虫養いにはそれがいい。
高菜はしっとりみずみずしくて野沢菜漬けが手にしっとり。ひんやり感じるけれどご飯は時間がたっても温かい。にぎったときにはかなり熱かったんだろうなぁ…、って思いながら歯をあてる。高菜漬けを噛みきるのに少々難儀するけれど、ザクッと歯切れ中のご飯がパラッと散らかる。空気を含ませやさしくにぎっているから散らかり具合が潔く、高菜がザクザク壊れていくからかなりにぎやか。
ご飯の芯には刻んだ高菜とおかかをあえたのが入ってて、これがおいしい。巻いた
巻いた高菜はハリを感じる。刻んだものはサクサクひたすら口をにぎわしみずみずしくする。同じものでも形が変わるとまるで違ったものに感じる面白さ。今日も堪能いたします。
