フレンチピラフは洋風おかめピラフのごとし!

池袋にちょっと用事があってタカセで昼ご飯。
池袋駅の東口を出ると目の前にビルがあり、一階はパン屋さん。
二階に朝から営業している喫茶室、三階にレストランというおいしい空気が漂うビル。
よく来るのは二階でたいてい朝ご飯を食べるため。今日は三階のレストランで昼ご飯。二階も三階も造りは一緒で、椅子やテーブルの配置も同じ。
けれど椅子、テーブルがちょっと違ってテーブルクロスもかかってレストラン的。
ビルの一階にもお店の入り口脇にも大きなサンプルケースがあって、ファミリーレストランができる前にはこういうお店が日本全国の駅前や商店街の中にあったよなぁ…、って思う。ボクが育った松山の大街道商店街には「ロンドンヤ」ってこういう感じのお店があって、そこの氷ロンドンってかき氷を家族みんなで食べるのがゴチソウだった。なつかしい。

今日の目当てはフレンチピラフ。これが不思議で独特の料理。サラダがついてくるのだけれど、スープも食べたくコーンポタージュも追加でたのんだ。
レタスの葉っぱに千切りキャベツ。キュウリにトマトにサウザンアイランドドレッシング。色とりどりな具材でそれらはどれも冷たくレタスはパリパリ。ケレン味はなくひとつひとつの状態が良い。良心的でまっとうな店の証を感じてニッコリ。
コーンポタージュはクラシック。生クリームで模様が描かれスープスプーンがついてくるのもクラシック。ナイフフォークの柄はデコラティブで、洋食が日常的なご馳走の代表的な料理だった時代の名残を感じます。

さて、目当てのフレンチピラフがやってくる。
ケチャップ色したご飯の周りに薄切りのハムにチキンフライにハンバーグ、チョリソ一本の盛り合わせ。
お子様ランチみたいだって言う人多くて結構人気のある料理。
けれど上からみるとハムが口でチョリソが鼻。
ハンバーグとチキンフライが目のように見え、おかめうどんならぬ「おかめライス」だなぁ…、って思う。あるいは「フレンチおかめ」。いいかもしれない…、オモシロイ。
そもそもこの料理をどう解釈すればフレンチになるんだろうと来るたびいつも不思議に思う。ハンバーグがドイツの料理。ドイツの隣に大きく広がるピラフをフランスと見立てれば「フランス領土的ピラフ」と言えぬことも無いかもしれない。相当こじつけだけれども(笑)。

ちなみにピラフはケチャップライスじゃなくてピザソースで炒めたもので玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームにスイートコーンと野菜が具材。
ケチャップを堕落したアメリカ料理の象徴みたいに嫌うフランスの人の気持を考えるなら、ケチャップ味じゃなくてピザソース味でまだよかったか…、ってホッとしもする。ジャンバラヤっぽっくってなかなかおいしい。
メッシュの細かい昔ながらのハンバーグ。ふっくら揚がったチキンフライ。どれも昔っぽいなつかしい味。フレンチおかめの顔がどんどん崩れていって、お腹の中に収まる頃には子供の気持ちになっていく。たのしい料理。オキニイリ。

 

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