ピクルスドッグに海苔天添えのトマトそば

考え事ついでの虫養いにとカフェベローチェ。
アイスコーヒーのお供にオキニイリのピクルスたっぷりのホットドッグをたのむ。
ピクルスが好きなんです。
特に硬めに仕上がったディルピクルス。
冷蔵庫に常備していて小腹が空いたらカリカリ食べる。
でも好みのピクルスが日本ではなかなか見つからないんですよネ…、甘くてやわらかなのが多くて困る。
ニューヨークのユダヤ系の食品店に行くとピクルスを入れた樽がいくつも並んでて、試しながら好みを選べる。しょっぱいの、酸っぱいの、ハーブ、スパイスの香り違いでいろんなものがあって試食でお腹いっぱいになっちゃうこともありました。
バーガーキングのカスタマイズでもピクルスたっぷりは必ず選ぶ。ピクルスはあくまで薬味みたいな扱いの日本にあってピクルスが主役の商品は珍しい。

切り目の入ったドッグロールに千切りキャベツをぎっしり押し込む。グリルしたソーセージをのせみじん切りにしたピクルス、ケチャップ、マスタードを絞って完成。ピクルスたっぷり。甘めではある。けれど酸味もしっかりしていて歯触りもよい。
ピクルスはシャキシャキ、ソーセージはムチュンと歯切れドッグロールはふっくらタイプ。表面に粉をふいていて口を乾かす。唾液を含むと上顎や奥歯にペトっと貼り付く感じが独特で、それをピクルスがスッキリさせてくれるのがいい。
ソーセージの熱で千切りキャベツが徐々にしんなりしてくるのネ。甘みも増して食感もよい。悪くないなぁ…、ってしみじみ思う。アイスコーヒーを飲んでのんびりいたしましょ。

 

関連ランキング:カフェ | 四谷三丁目駅曙橋駅信濃町駅

 

夜、近所の「いまゐ」でまたトマトそば。
カスタマイズを試してみようと、青海苔のかき揚げも一緒にたのんだ。
やはり今日もにぎやかで、しかも白人系のインバウンドさんが3組もいた。
中のひとりはズルっと器用にそばをたぐって食べていた。
日本の麺類は音をたてて啜り上げるのが粋。
本当の味を味わうのならそうするほうがいいということをわかってくれたとしたら幸い。たのしんで…、って応援したくなっちゃった。
さてトマトそばと青海苔天。青海苔天を崩してちらして、さぁ、食べる。
ところでこのそばのトマトの汁をどう呼べばいいんだろう…、と悩んじゃう。タレじゃぁちょっとイメージ違い。スープであってソースであって、どちらかといえばスープよりだからスープと呼びましょう。
そばにからむスープの味はやはり一級。そこに天ぷらの油や青海苔の香りは風味がまじってくるのがなんともおいしい。

青海苔のかき揚げがトマトと出会うとタルタルソースをのっけて食べるカキフライのような味がしてくるのネ…、なんだか不思議。
先日食べたときにはおそらく入っていなかった大葉がいい仕事をしてくれる。トマトと大葉の組み合わせはトマトとバジルの組み合わせと同じ結果を作ってくれる…、だからイタリア料理的なムードがグーンっと上がる。
水菜やかいわれ大根が邪魔になるほど海苔天とトマトスープと麺の相性が抜群で、海苔天に混じった玉ねぎのスベスベとして甘い感じもよきアクセント。
最後にそば湯を注いで飲んだスープがまさにミネストローネ。次はどんなカスタマイズをしてやりましょう…、と舌なめずりして帰ります。

 

関連ランキング:そば(蕎麦) | 四谷三丁目駅曙橋駅新宿御苑前駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。