ビーフン東で昼。田村町木村屋のケーキをふたつ

ひさしぶりに新橋の「ビーフン東」にやってくる。
開店前に行列ができる人気のお店。だからいつも早めに来ます。今日は15分ほど前に着く。そしたらボクは6人目。相変わらず人気の店です。開店時間には長い行列。あっという間に満席です。
ひとりで来ればカウンター。相席をしなくてすむうえ、目の前が厨房です。料理ができていく様子をみながら待つのもたのしい。
ランチのビーフンは「並」に「五目」に「蟹玉」の三種類。それぞれ「焼き」と「汁」が選べて都合6種類。
蟹玉汁ビーフンのスモールサイズにバアツァンつけてひと揃え。
まずバアツァンがやってくる。きっちりとした角が見事な三角錐。蒸すため包んだ竹皮の上にのっけてやってくる。もち米の表面ツヤツヤ。中国醤油にスープに脂が作り上げた見事な色艶。
そして追いかけ蟹玉汁ビーフンがやってくる。ビーフンが沈んだスープにふっくら焼けた蟹玉が蓋するように乗せられている。

器を箸で探るとビーフンが下からでてきて、おいしい香りの湯気が噴き出す。
このビーフンの食感が独特。バサッと歯切れる。スープに浸っていたのに乾いた感じがするほどバサッ。口の中をくすぐるようにしながら散らかり、口がにぎわう。ふっくらとした蟹玉がビーフンのバッサリ感を引き立てる。
醤油風味のスープはどっしりとした旨さに豊かな風味がなんともおいしい。しかも後口スッキリしていて軽い酸味で幕を引く。
バアツァンのもち米はもっちり。中には豚の角煮にシイタケ、ウズラの卵に茹でピーナッツ。これまた食感にぎやかで噛めば噛むほどに風味が良くなる。
最後のひと口分はレンゲにのせてスープに浸してハフっと食べる。今日も満足いたします。

 

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食後に昭和ケーキを食べよう。
ちょっと歩いて田村町までやってくる。新橋駅から虎ノ門に向かって5分ほども歩いたところがかつて「田村町」と呼ばれたエリア。
内幸町の駅が目の前。北に向かえば帝国ホテル。南に行けば愛宕山。
かつて美食の街と言われたこともあった地域で陳建民が建てた四川飯店も田村町にあったステーキの名店、麤皮の東京支店は田村町。翠園酒家っていう点心がおいしい中国料理のお店もあった。今では地名はなくなって、過去の名店も移転、あるいは閉店と当時を思い出させるのはビルの名前に残った地名、あるいはこの店。
「自家製洋菓子田村町木村屋」のような昔からあるお店くらい。
創業明治33年。1900年のことですからもう100年と四半世紀という老舗です。
入り口脇にはお使い物にピッタリの焼き菓子が並んだショーケース。お店に入ると威張らぬ感じステキなケーキがコールドケースにズラッと並ぶ。

居心地の良い喫茶室でケーキを食べる。
魅力的なる「ダブルケーキセット」があります。
好きなケーキを二種類選んで飲み物をつけることができるセット。
ケーキを選ぶためにしばらくショーケースの中のケーキとにらめっこ。
変わったものはない。
サイズは小さめ。どれも丁寧に仕上げられていてひとつはいく前から決まってた。
クレープでバナナとクリームを巻いたバナナケーキ。
もう一種類はモンブランにしようか、モカケーキにしようかと激しく迷うも結局バターケーキを選ぶことにした。
ここのバターケーキはおいしくって、しかも可憐でうつくしい。バタークリームで作られた薔薇の花びら、枝に葉っぱとロココな感じ。お供の飲みものはブレンドコーヒーを選びます。

バナナケーキはこのうえもなくバナナです。クレープ生地はむっちりとしてやわらかで、カスタードクリーム、生クリームのどちらも軽い。しかも丁寧な薄塗り。
バナナは熟してやわらかく、甘みも香りも力強くてクレープ生地と一緒になってネットリとろける。完璧に熟れたバナナを食べてる感じ。バナナ以上にバナナと言ってもいいおいしさです。
バターケーキのスポンジは若干硬めで乾いた食感。バッサリしていてバニラの香りがなんとも華やか。口を一瞬乾かす感じではあるけれど、そこにバタークリームがとけて混じって口の中をなめらかにする。
最後に薔薇の花を残してパクッと食べる。気持ち明るく笑顔になった。

 

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