ビルの中の九頭龍蕎麦。駅を見下ろすスタバで〆
午後から新幹線で移動する今日。その前にランチをとっておこうと丸ビルの中をぶらぶら歩いてた。
なにか軽いものが良かったんです。サンドイッチかあるいは蕎麦。お腹を重たくしない、けれどおいしいものを食べられたならと思いながら探していたら「九頭龍蕎麦」があるではないの。神楽坂にある越前そばがおいしい日本料理のお店の支店。神楽坂のお店には何度も行っててオキニイリ。
早速お店に入ってみれば、ここが超高層ビルの中と思えぬほどに、しっかり作り込まれた日本的なる伝統空間。
窓際の席をもらって座り、ふりかえったら東京駅を取り囲むビルの森。いかにも東京らしき景色。
神楽坂のお店は白いシャツに黒いベストのサービススタッフがレストラン的。ここのサービススタッフは民芸風のユニフォーム。丸の内という都会の中の都会という場所だからこそ民芸調のイメージでホッとしてもらおうってことなのかもしれません。

越前おろしそばに焼鯖寿司のランチセット。
神楽坂でもずっとこれ。
お膳の奥に焼鯖寿司と冷たいおそばが並んでる。
蕎麦の器の手前には大根おろしのタレが入ったそば猪口、きんぴらごぼうの入った小鉢に漬物、昆布の佃煮がキレイに並ぶ。
そばの上には、大根おろしのタレがたっぷりかけられていて、削り鰹に刻んだ白ネギ。
タレに箸をつっこんで引き出してみると蕎麦が出てくる。
角のキリリッとたったそばはつややか。大根おろしのタレがすでに蕎麦にからんでソースのようにふるまっている。
そばは太くはないけど歯ごたえ強くたくましく、風味もゆたか。大根汁は白くもしっかり味が入って出汁の旨みや醤油の風味がしっかり伝わる。
そして辛い。鼻から抜ける瞬間的なわさびと違った辛さなんです…、口から喉を辛くして、お腹がジワッと熱くなる。ひと口ごとにお腹が空いてくるような感じがするのがオモシロイ。
焼鯖寿司のサバは焼き立て。脂が乗ってて、しかも強めに酢で〆られて、皮目をこんがり焼き上げている。
酢飯は押されてかたまっている。にもかかわらず噛むとハラリとちらかりって口の中がにぎやかになる。噛めば鯖の脂がじゅわっと染み出して焦げた脂の香りがなんともこうばしい。
そばを食べ続けると大根おろしがなくなっていき、大根汁になっていく。大根おろしがなくなると辛味成分も減っていくのか、出汁の旨みや風味が力強さを増していく。
きんぴらごぼうは手作りの味。昆布の佃煮も出汁をとったあとの昆布を丁寧ににしめてできた自家製で、こういうところがいいなと思う。
そばを全部お腹におさめ、熱々のそば湯をそば猪口に注いでゴクリ。そば湯で割った大根汁は辛味スッキリ、うま味があとから押しよせる。ここのお店もオキニイリ。
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新幹線の時間まで階下のスターバックスでコーヒーを飲む。
TSUTAYAのブックストアと併設タイプ。シェアラウンジも併設されてて時間があればフードバーのシリアルでお昼の〆をするのも良かった。
20分ほどをショートドリップでぼんやり過ごす。
それにしても贅沢な空間です。本屋の売上でこれだけ大きなスペースの家賃が払えているはずはなく、スターバックスの売上がそれほどあるようにも思えない。フラッグシップとはそういう不思議を内包するもの。…、と思って気持ちを落ち着ける。
窓辺の席から外を見る。
ついさっきまでいた葛生流蕎麦はまさにこの上だったのでしょう。ほとんど同じ写真がとれる。今日のドリップはちょっと酸っぱ目。それもよし。









