ビビンパ、プルコギ、チヂミを食べる、妻家房

夜、家の近所で夕食。ひさしぶりの妻家房。
日本全国に同じ名前の店がある。
韓国料理の専門店でココが本店。しかもここだけおそらくレシピも食材も違って昔のままをずっと守ってやっている。だからおいしい。オキニイリ。
一戸建ての一階が韓国食材の販売店。奥に料理教室があり、二階が食堂。店舗用の建物じゃなく昔の民家の造りでだから階段がかなり急勾配。ひっくり返らぬように手すりをにぎりしめつつ二階にあがる。ちなみに「大益」という不動産屋さんのビルの隣。黄色い目立つ看板に「ダイマスノスマイダ」と書かれてて店名含みの見事な回文。この街にきたとき一番最初に笑ったのがこれ。なつかしい。

テーブルの上に紙のマット。そこにスッカラ、それからチョッカラ。
スプーンのことをスッカラ、お箸のことをチョッカラという。なんだかすごくかわいらしい呼び名ですぐに覚えた。それにしてもスプーンと箸で食事をすます。ナイフやフォークでする食事と違ってやさしく、しかも合理的。アジアのステキをしみじみ思う。
定食をたのむとキムチとスープが運ばれる。
一階の売店でキムチを売ってる。しかも作っているのはその一階で、だからお店に入ると朝鮮人参だとか唐辛子とかの匂いが強く漂っている。調理用じゃなくそのまま食べておいしい、まさに今が食べごろのキムチがやってくるのがステキ。分厚いわかめがタップリ入った牛骨スープも味わい深い。

たのんだのは石焼ビビンパとプルコギのセット。それにチヂミのハーフサイズでひと揃え。
まず石焼きビビンパ到着。
コチュジャンを好みでくわえて混ぜて仕上げる。
ご飯は少なめ。上にたっぷり青菜のナムルに大根なます。ぜんまい、もやしに味付けひき肉。卵の黄身がのっかっていて、スッカラチョッカラでやさしく、けれど手早く混ぜる。
ご飯を鍋肌に押し付けぬよう軽く、軽く、空気を含ませ混ぜていき最後にご飯を平らにならす。しばらく休ませ出来上がり。
ご飯がパラパラ、粒のひとつひとつが味を含んでできあがる。おこげもほどよく、このパラパラ感がおいしいんです。最近、石焼ビビンパを焼くのが上手になったよなぁ…、って自分を褒める。

ネギにイカ、人参にエビと具材豊富なチヂミが到着。これもここの人気料理の一つで生地はサクサク、ネギがしっとり、クニュクニュ仕上がる。酸味を加えた醤油ダレに浸して食べると、口の中にごま油の香りがフワッとやってくる。香ばしいのがおごちそう。
最後にプルコギ。脂をほとんどもたない牛もも肉を一口大に切り分けて、タレに浸して染み込ます。にんにくタップリ。甘みもしっかりしていてそれをしっとり焼いて鉄板の上にのっけて仕上げ。胡麻にニラ、しいたけ、えのきにパプリカとこれも野菜たっぷり料理。
甘い牛肉を石焼ビビンパの上にのっけて一緒に食べると、甘み、辛みがバランス取って口いっぱいをおいしくさせる。おごちそう。

 

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