パッケージングがコンセプト…、って感じのピザッタ

ミスタードーナツが「ピザッタ」って商品を導入してる。
食べてみたくて歌舞伎町のお店に来てみる。
お店はスゴい混雑ぶりで、お店の外にまで10人ほどの行列ができている。とは言え客席はまだあいていて、半分以上の人がテイクアウトのためにならんでいるみたい。最後についてしばらく待ちます。
2、3人で来ている人が多かったのか案外すんなりレジ前まできた。
ピザッタのポスターの横にはラーメンメニューやホットドッグの写真があって、一体ここは何屋さん?って思ってしまう。
ピザッタのマルゲリータにアイスコーヒーとお願いをして待つもそれから15分ほど。小さい厨房はてんやわんやの大騒ぎ。ワンルームマンションのキッチン程度の場所でおにいさん2人がラーメンを作りピザをあっためともう大変。

「アイコマルゲのお客さま」と呼び出しの声。
アイコマルゲ?ってしばらく考え、「アイスコーヒーとマルゲリータをお待ちのお客さま」ってことなんだな…、って無事変換をしてトレイを受け取る。
ピザッタ専用のパッケージ。サンダーバード2号の発射台のように中のピザッタが斜め上に迫り出す工夫はなかなかたのしい。
どんな形をしてたんだろう…、と組み立て直してみると長方形の箱になる。
プリントされたように開くと手を汚さずに食べられるという。ピザのような商品を開発することは簡単だけど、それをファストフードで売るということ。しかも今までになかったカジュアルな食べ方ができる提供方法におそらく注力したのでしょうネ。

ほら、よく出来ているでしょうって開発者のしたり顔がみえるよう。
商品自体が長方形というのも箱に収めるためによい形。
ただ、食べていると箱の中で生地が踊って上の面が箱にくっつく。
溶けたチーズがたっぷりカバーしている面です。
チーズが箱に貼り付いてかなり哀しい状態になる。しかもチーズが粘土がかなり強くてなかなか離れず引っ張り出すのに難儀する。
結局、箱の上半分を解体し、お皿のようにして食べることになっちゃう。開発者のちょっと残念な顔が思い浮かんじゃう(笑)。

ソースの味は本格的です。甘ったるくなく酸味がしっかりしていておしつけがましくない程度のスパイス使いがたしかにマルゲリータ的。バジル、オレガノがいい仕事をしてるんですネ。

生地の食感はもっちりとしてピザというよりナンのよう。
このムチムチ感とかモチモチ感とかは今、売れている食品に共通している特徴で、マーケティングの結果の仕上がり。
焼きたてのピザのパリッと感を再現しても、テイクアウトで持ち帰ってもそれが持続しているかどうかはわからない。それであえてピザと違った食感に仕上げたのかなぁ…、って思う。
それはそれで正解かもネ。食べすすめていくとイタリアンソーセージが端に全部集まっていた。なんでだろう…、と考えて、そうか、箱を持って食べると料理は立ち上がる。重たい具材はみんな下に落ちていくからこんなことになっちゃうんだなぁ…、って。開発者さんたちの悔しい顔が再びよぎる。丸めてみればナンロール。それもまたよし…、お勉強。

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