パイホール、マックアンドチーズにピーカンパイ

おひさしぶりのパイホール。新宿ルミネの食堂街の奥の店。
ロサンゼルスから鳴り物入りで来たパイの店。
アンナミラーズロスに悩む日本にひさびさやってきたパイ専門店でかなり注目を集めはしたけど、盛り上がることなくあまりに静かで勿体無さすら感じる状態。
ガラガラというわけではないのだけれど、おそらく彼らが狙ったオシャレ女子の数は少なく、報告書を打つおじさんたちや買い物途中のおばさま目立つ、つまりルノアール的ムードが尚更、寂しさ誘う。
場所がよろしくなかったのでしょう…、カレーショップやラーメン屋の前ではいささかパイは居心地悪そうでして、そもそも新宿という街のムードがパイにはあわなかったのかもな…、って思いもします。新宿ベースのボクへの忖度でできたのかしら…、と勝手に思ってたまにくる。

朝ご飯にマックアンドチーズパイを一個。
コールドブリューのコーヒーを大きなサイズでお供にもらう。
水出しコーヒーってとてもさわやかな日本の言葉が、あっという間にコールドブリューなる暑苦しい外国言葉に置きかわった今年は記念すべき年でござろう。かっこいいからまぁ、しょうがない(笑)。
たのむとカウンターの真ん中にあるビールサーバーのようなノズルからトクトク、氷の上に注がれできあがる。
ちょっと前まで、このノズルからは窒素混じりのナイトロコーヒーが注がれていた。なめらかな泡の優しさに反してかなりビターで酸っぱいコーヒーで、あんまり人気がでなかったのでしょう。代わりに水出しコーヒーが出る。これが案外やわらかで、酸味おだやかなゴクゴク飲めるやさしい味わい。いかにも涼しいアイスコーヒーって感じがうれしい。冷たくしてもふくよかな香りがずっと持続するのもオゴチソウ。

そして今朝のメインのマックアンドチーズパイ。
マカロニチーズっていうアメリカで一般的なサイドディッシュがある。
茹でたマカロニを溶かしたチーズであえるだけという簡単料理。
お湯を注げばできちゃうインスタントマックアンドチーズなんていうのもあって、ボクの中ではマッシュポテトと双璧をなすオキニイリ。
それをパイで包んで焼いた、つまり「炭水化物 in 炭水化物」な料理。焼きそばパンのアメリカ版とでも言えばいいかなぁ…、おしゃれなジャンク。
パイはさっくり。上にタップリ粉チーズをまとわせ香ばしくって口溶けが良い。マックアンドチーズはプニュプニュ、そしてとろりでネットリ。口の隅々を撫で回しながら転がり消える食感たのしく、食べはじめると止まらぬおいしさ。あっという間にお腹に収まる。満たされる。

マックアンドチーズパイがあまりにおいしくて、朝からゴキゲン。朝のデザートにピーカンナッツのパイをひと切れ食べる。
ざっくりとしたパイ生地は、縁の部分は若干ふくらみカサカサとした乾いた食感。けれど真ん中にいくに従い中のフィリングに潰されて、しっとり仕上がる。だからフィリングのなめらかを邪魔しないのがボクは好き。
塩キャラメルのような味わいのフィリングで、甘みもしっかりしているけれど塩の風味と焦げた香りがなんともさわやか。そこにガツンとピーカンナッツが砕けてじんわり、ナッツ独特の油の風味ととろけが混じる。ガツンと砕けるとそこからたちまちとろける潔さがピーカンナッツの特徴で、ボクが心から愛するポイント。よくローストされて香ばしいのもご馳走感を盛り上げる。気がすみました…、仕事する。

 

関連ランキング:カフェ | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。