バーガーキングの胸肉フライにもも肉フライ

バーガーキング。
いろんなことがあって、足がずいぶん遠のいている。
家から至近距離にある店。できたときにはカフェっぽい居心地の良い造りで朝の時間にのんびるするのにとてもよかった。
なのに改装するたび、テーブルは小さくなり椅子の数が増えていく。つまりいわゆるファストフードっぽくなってきて、多分、開業当初の倍近くの客席が押し込められてる…、それが今。
もったいないなぁ…、せっかくした差別化を自分でワザワザ台無しにする。いつも混んでる店ならまだしも、そんなに忙しくない店です。場所もファストフードの店としては魅力的ではないエリア。もったいないなぁ…、ってしみじみ思う。

一週間ほど前に販売がはじまったクリスピーチキンバーガーをたのんでみる。
セットでオニオンリングスとアイスティー。
バーガー待ちの番号札をもらってまずオニオンリングスを食べてみる。
と…。
こりゃおいしい。
分厚い衣。サクサクしていて中の玉ねぎもしっかりしてる。スベスベ甘くて衣が壊れる感じもかなり痛快。
ちょっと待ってチキンバーガー到着。今までもフライドチキンを挟んだサンドイッチはあったけど、フライドチキンの肉が胸肉からもも肉に変更されグリルドベーコンが一枚追加されてるんだという。胡麻付きバンズにレタスもたっぷり。ベーコンの香りがおいしく、食欲湧かす。

「鶏もも肉になって食べごたえがワンランクアップ」みたいなキャッチフレーズで売られてる。確かに食べるとむっちりとした鶏もも肉独特の力強い食感に脂がにじむ。
フライドチキン部分だけを食べる分にはおいしいんだと思う。でもバンズと一緒に食べるにあたって、ボクはやっぱり鶏胸肉の方があっているんじゃないかと思う。ふっくらとした胸肉独特のやわらかさ。口溶け感に肉そのものの強い旨味。カサカサとしたパン粉との相性もよく、しかも安い。
でも日本には鶏もも肉礼賛みたいなムードがあって、鶏胸肉は不当に迫害されている。だから鶏もも肉より胸肉は不思議なほどに安くてだからそれを使って商品開発をすればたやすく儲かるのになぁ…、って思いもします。不思議なり。

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