ハンバーグに目玉焼きのせひっくり返す…。

ハンバーグが食べたい。
ときおり無性にかかってしまう熱病みたいな気持ちを満たそう。新宿にある「万世グリル」にやってくる。
メトロ街というあまり目立たぬ食堂街。蕎麦屋、寿司屋、甘味処と大人世代に受けるお店が多い場所ということもあるのでしょう。
落ち着いた大人顧客が多い店。ただ、おそらく「ハンバーグ」という料理がすでに若い人受けしない料理の1つになりつつあるんじゃないか。ひき肉を焼いて食べる食べ方で考えられるのはご飯のおかずかハンバーガー。
ご飯のおかず…、つまりハンバーグとして売る店はファミレスに代表される安売りの店が多くて、ご馳走感をなくしてしまった。

ハンバーガーを上等値段で売る店にチェーンストアはほとんどなくて、夢と憧れに溢れた料理と認知されているのでしょうネ。もったいないなぁ…、ってしみじみ思う。ハンバーグとご飯に汁でお腹を満たして幸せになる。そんなかつての当たり前を味わうためにワザワザお店を選ばなくてはいけない今ってちょっとフシアワセ。普通のハンバーグじゃなくてジャンボハンバーグをセットでたのみちょっと時間を頂戴したいというので鳥の唐揚げを食べて待つ。子供の頃に憧れた夢の食べ方、組み合わせ。
サービスの野菜サラダに鳥唐揚げのサイドにもパリパリのレタスがたっぷり。大人だから野菜も嫌わずしっかり食べます、エラいエラい。

鳥の唐揚げを一個食べたところでハンバーグがやってくる。
焼けた鉄板の上でじゅうじゅうしながら、デミグラスソースをたっぷりまとい半熟卵を従えて。
ハンバーグという食べ物はこうあってほしいというほとんどすべてが目の前にある。
なんたるシアワセ。

まず半熟卵をヒックり返して1、2、3と数を数えて元に戻す。
すると生々しかった表面に熱が入って白身は固まり黄身は半熟。ハンバーグから垂れ下がり鉄板にあたって焼けるソースの香りが鼻をくすぐる。さて、食べる。

合挽きの肉。メッシュ細かくフォークでスパンと切り分けられる。肉汁をしっかり蓄え鉄板を濡らしてしまうような粗相をしないところがまたうれしい。
ご飯の上にハンバーグをひとかけ。ブロッコリとデミグラスソースをたっぷりのっけてパクリと一口。口の中がおいしいもので満たされる感じがたのしい。ハンバーガーにはないご飯のちらかる感じにウットリしながらパクリパクリと食べ続ける。
ここの豚汁は熱々で具材たっぷり。豚肉の脂がずっと表面を膜して熱さが持続するのがありがたい。ハンバーガーとクラムチャウダーの関係かなぁ…、ふうふうしながらすすって食べる豚汁のおいしさ格別。満たされる。

 

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