ハワイなスタバと、たんかの牛たん、サガリの串焼き

福岡で軽く打ち合わせ。駅前にある商業ビルの地下にあるホノルルコーヒーカンパニーにくる。地方に最近、増えていてどこもが白くて女性狙いの明るい雰囲気。マカデミアナッツフレーバーのコーヒーの味は同じだけれど、ボクが知ってる店とは違って感じる不思議。まぁ、しょうがない。
ちなみにボクらの隣にやってきた、福岡マダムがこの店のことをずっと「ハワイのスタバ」って呼んでいた。スタバと違ってハワイのスタバはコーヒーがおいしいだとか、でもお店の人の雰囲気はハワイっぽくなくて暗いだとか。おそらく彼女たちにとって「スタバ」というのは固有名詞じゃなくて「ちょっと洒落たセルフサービスのコーヒー専門店」という一般名詞なのでしょう。シアトルズベストコーヒーのことはシアトルのスタバって呼ぶのかしら…、とそれが気になり訪ねてみようと思う気持ちを我慢するのに必死。オモシロイ。

 

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博多を出発する前にひさしぶりに「タン」を食べておこうと思って「たんか」を訪ねる。
駅前のジャパンポストのビルの地下。
駅前であって、でも駅からアクセスがちょっと不便で遠く感じる。
それを「駅から三百歩」と逆手にとったネーミングで頑張ってるのがまずオモシロイ。
フードホールっぽい作りの施設で、何軒かの飲食店がのきを並べる。どこもが酒がおいしくたのしめるというのがコンセプトの店で、お昼時はちょっと静か。中でもこの店はランチメニューを一切持たず、グランドメニューから料理をたのみランチ限定の飯とスープをセットでつける…、というスタイル。案外、ボクは好き。

カウンターの中に厨房。ずっと職人さんが手を動かして料理の仕込み。
仙台の牛たんと違って串にさして焼くのがここの流儀。
だからずっと串打ち。仕込んだ串はショーケースの中にずらりと並べられるという趣向。
タンとサガリの串焼きをもらってご飯とスープをつけた。
分厚く切った肉を拍子木に切り分けている。だから厚みをたのしめる。
表面こんがり。どちらかと言えば真っ黒に焼かれて二本。串から外すと中はキレイなレアに仕上がる。肉の真ん中に串が作った穴があいているのが独特。箸で押すと、その穴から肉汁がジュワッと出てきてよだれを誘う。
まずは一味をパラリと散らし、たっぷりつけてタンを味わう。ザクッと歯切れて最初はスベスベ。かみ続けてる粘ってとろける。一味も辛さもすべて脂が吸い取って甘みに変える。仙台式の牛たんのおいしいとこだけ集めて焼いた…、って感じがするのがオキニイリ。

サガリはくちゃっと繊維が潰れる。熟成された肉独特の濃厚な味、それから風味。たちまち崩れて口にちらかり強い旨味を残して消える。肉感的でこれはゴチソウ。
サガリ用にわさびがたっぷり。タンには粒マスタードが芥子が合います…、と調味料が三種類。たしかにどれも合うのだけれど、タンやサガリがそもそもおいしく、そのまま食べたくなるのがたのしい。
ご飯に乗せると肉汁を移して飯までおいしくさせる。テールを焼いて炊いたスープは香ばしく、甘くてこれで雑炊炊いたら旨いだろうな…、と思わせる。
料理は最高、好きな店。ただお店の人がストイックでとっつきづらい感じがあるのがもったいなくて、そこが改善されたら絶対オキニイリ。でもこういうムードが好きな人もいるんだろうなと思うとちょっとなやましい。

 

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