ハムとカフェオレ、朝ベルク

羽田から空で移動の月曜日。新宿駅のバスターミナルから移動のついでに、ベルクに立ち寄って朝ご飯。
セルフサービスの気軽なお店。
…、で、ココを何屋さんと表現すればいいのかちょっと迷う。
コーヒーがおいしいからスタバのようなセルフコーヒーの店のようでもある。
でもサンドイッチやホットドッグも充実していておいしくて、ファストフードのお店のようであったりする。
同時にカウンターに生ビールのサーバがあってビールも旨い。ビールのおつまみも充実していてパブ使いもできたりする。お店側が自分の店の使い方を押し付けがましくアピールしない。「使い方はお客様まかせ」というのがいいのでしょうネ…、自由なところがココらしくもあり、新宿らしくもありな店。

朝食メニューが3種類。
トーストにゆで卵やハムやベーコン、チーズがそれぞれの組み合わせられたプレートメニューがあるのだけれど、今日は無性においしいハムを食べたくて、ハムサンドイッチを選んでたのむ。

サンドイッチとはいえオープンタイプ。赤身の強い肩肉を使ったハムと白いモモ肉のハムがパンにのっかり、上にそれぞれピクルスとザワークラウトが添えられている。
ハムはすっかりパンを覆って、上から見るとハムがお皿から宙に浮いてるように見えたりするのが食欲さそう。
一緒に「朝のカフェオレ」もらう。ソーサー付きのカップではなく、大ぶりのマグでやってくるのがカジュアルで、取っ手に引っ掛け持ち上げた人差し指の背中がほんわかあったかになる。ミルク多めでやさしい味わい。ちょっとぬるめなところもゴクゴク飲めて、忙しい朝にはウレシイ。

それにしても見事なハムです。
バッサリ歯切れる。しかも口の中でしばらくずっと居座る頑丈。
つまり、加水なんかせず肉のあるがままの状態で燻煙、加熱しているのでしょう。
当たり前だけど豚肉ならではの旨み、風味が口に広がる。
脂がキレイで甘いこと。白い脂だけをちぎって舌の上においてやると、口の温度でゆっくりとろけて口の中がひんやりしてくる。
それと同時に甘い香りがたちあがってきて、口の中をスベスベさせる。塩の塩梅もほどよくて、そのまま食べても十分おいしい。ただ、ハムの下にあるパンがこれまたおいしくて、ざっくり歯切れる。パンだけ食べると若干バサ付き、口の中の唾液を奪ってもったりしてくる。ところがそこにハムの脂が混じるととろける。とろけて互いに混じり合い、ハムもパンも両方一緒においしくなってく。なるほどこれはサンドイッチでございます。

これはやっぱりビールだなぁ…、パンもハムもどちらもビールをおいしくさせてくれそうな味、そして食感。
見るとボクの隣と隣のそのまた隣でビールを飲む人、おじさん、おばさん。朝からなんとシアワセなこと。隣のおじさんなんて、一杯目をグビグビグビッとほぼ3口で飲み干して、おかわりビールをたのしんでいる。カウンターの一番端の洗い場入り口下にはビールの樽が積まれて置かれる。
かなり頻繁に交換されているからスゴく売れるんでしょう…、売れるお店のビールはおいしい。ビールのグラスを持ち上げて泡を見ながら幸せそうに飲んでる姿を見ると思わず喉がなり、見ている方までシアワセになる。そろそろ移動…、バスの時間が近づいた。

 

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