ハムかツナかで迷い、移動の先でブロッコリジュース

はまの屋パーラーの朝でござんす。
人気の店で昼になると行列までができるんだという。けれど朝はいつも静かでのんびりできる。
ところが今日はなんだかニギヤカ。
おじぃちゃまたちのグループがカウンター脇に陣取ってなにやらにぎやかに打ち合わせ中。同窓会のようなモノを企画しているらしくって、その運営方法に喧々諤々。こういうムードもいいものです。
サンドイッチをたのみます。最近のオキニイリはたまごサンドとツナサンド。ただ1年ほど前まではたまごサンドとハムサンドというのが定番。気に入っていた。ひさしぶりにハムサンドを食べてみようと玉子とハム。たまごサンドのパンは焼かずにツナサンドだけ焼いてもらった。ブレンドコーヒーをお供にしました。なんだかちょっとなつかしい。

厨房の方からジュジュっと玉子が焼ける音がする。
音と一緒に玉子が焦げる匂い。
パンが焼ける匂いもしてきて、それからちょっと待って到着。
薄切りのパンと具材が几帳面に重なり合って仕上がっていて、それを4つに切り分けている。
ひと切れ分は細くて口にすんなり入る。ただ4切れに切り分けるって結構難しいからこうして見事な出来栄えをみるとほれぼれ、感心する。
ちなみにハムサンドのトーストはよく焼いて下さいね…、ってお願いしました。
果たしてその仕上がりはと見るとこれがなかなか上出来。空気がすっかり抜けて焼かれてこんがりこげ茶。歯ざわりよくてザクッと切れる。食感軽くてカサカサ前歯をくすぐりながら壊れて散らかる感じがおいしい。焦げた香りもまたおゴチソウ。

それにしてもハムとレタスのおいしいこと。そうそう、これが昔は好きで通ってたんだとなつかしくなる。ハムが上等なわけじゃなく、しかも薄切り。なのにパンとの相性がいいのでしょうネ…、ハムの存在感を心置きなくたのしめる。
焼いた卵はしっとりです。焼かないパンと一緒に食べるとそのしっとりがひときわ際立ち口溶けが良いのにウットリします。ほんのちょっとだけほどこしたマヨネーズとレタスが一枚。それらが焼けた卵の食感、風味をひきたてやっぱりおいしい。今度来るときはハムサンドイッチにツナサンドの組み合わせかなぁ…、でも焼いた卵のサンドイッチも捨てがたいしと、悩んでしまう。
2、3人で来て分け合うほかなしと思ったりする。なやましいほどオキニイリ。

 

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新橋に来て野菜不足を補わなくちゃ…、とオザワジュース。
駅前のビルの一階にある小さなスタンド。
ジューサーの中に入ったジュースと、注文してから作ってくれるコールドプレスの2本だて。
オモシロイのが奥にタバコの売り場があって、手前に大きな冷蔵ケース。中にジュース用の野菜や果物が几帳面に納められていて不健康と健康が隣り合わせにある景色がなんとも不思議。新橋と汐留が隣り合わせにあるような景色でもあり新橋的。
ブロッコリーってコールドプレス。花の部分ではなく芽、つまりブロッコリスプラウトを使ったジュースで、りんごにニンジン、キャベツなんかと一緒に時間をかけて抽出。色は少々情けなく、しかも氷なんかを使っていない。だから温くてジュースというより搾り汁。けれどおいしく飲みやすく、体がリセットされるようでもあってうれしい。目を覚ます。

 

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