ニューヨーカーのピザ、ルノアールの朝

ニューヨーカーが食べてるみたいなピザを食べたい。歯切れ感が心地よく、歯ごたえがあってバリッと硬い。
具材は最小限で、生地とソースをただ単純に味わうシンプルなところが特別。目の前で作ってもらったものをすぐに食べるのであればイタリア式のふっかりしていてみずみずしさを感じさせるピザがおいしい。けれど運んでもらって食べるのならば、圧倒的にニューヨーカー式がボクは好きで、その専門店が南青山にある。
ピザスライスってオキニイリの店で、そこがなんとウーバーイーツでのデリバリーを開始した。アプリを開いていくつかボタンをタッチすれば40分ほどでニューヨークがやってくる。オキニイリのペパロニ一枚、ハラペニョ一枚。
クラムチャウダーにドクターペパー、ピンクレモネードをお供にもらって「ボチャ」をのんびり見ながら食べる。オゴチソウ。

 

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東京にいてありがたいなぁ…、と思うことがいくつかあって、そのひとつがルノアール。
喫茶店のローカルチェーンで東京神奈川埼玉に80軒ほど。
4年ほど前までは100軒を超えてあったけど、ここ数年、女性向けのカフェにリブランドが相次いで数は減ったけどそれでも、ここにあってくれるといいなぁ…、って場所に今でもいてくれる。
ローカルの喫茶チェーンは瀕死の状態。ローカル企業は地方の文化の担い手です。ある程度の規模を持つ会社が健全に営業してくれこそ、周辺の産業のサポートも行き届こうもの。
大阪の街から陽気な喫茶店のチェーンがひとつ、またひとつなくなってさみしくなってしまったものです。

ほどよき大きさのしっかりとした木のテーブル。
パソコンを置くには小さく、タブレットならばなんとかなろうもののそれも無粋に感じる雰囲気。
タオルの生地のおしぼりは、夏は冷たく冬はあったか。
話にうち興じるうちに、宙を舞った手が不意に触れてしまっても倒す心配のないどっしりとした背の低いグラスに四角い氷に冷たいお水。
コーヒーにサンドイッチ、トーストが主役のメニュー。朝食セットが多彩に揃うところが、東京の喫茶店にしてはサービス精神旺盛で、ただ中でもひときわ好きだった贔屓の商品がなくなってしみしい思いをしておりました…。

そしたらなんとそれが復活。先日から再スタートということでやってきてみる。
ハムとたまごサラダのトーストサンドイッチ。麹風味のコンソメスープでひと揃え。
やかないハムとたまごのサンドイッチはずっと続いていたのだけれど、この組み合わせはパンを焼いたほうがずっとおいしい。
空気が抜けてカサカサと軽い食感になってくれ、はさんだたまごサラダのぽってり感が強調される…、はずなんだけど、残念ながら甘くなっちゃった。パンも甘いしフィリングのサラダも甘い。戻ってきたけど戻ってきたのは名前だけ…、って感じにちょっとがっかりしました。
サービスでやってくるお茶はやっぱりおいしくて、変わらぬことは素敵なコトって思ったりする。朝ごはん。

 

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コメント

  1. ぴーちゃん

    ルノアール、若かりし頃、仕事で男性の上司に休憩で連れて行かれて、些か居心地の悪い思いをしたことがあります。どちらかというとおじさまが多く、タバコもまだ自由に吸えた頃。今思うと昭和な感じですね。

    • サカキシンイチロウ

      ぴーちゃんさん
      お店が必要を感じない人にとっての居心地の悪さ…、これこそが名店のコンセプトなのでしょうね。
      原宿系のカフェはおじさんたちにとっては居心地の悪さの塊…、昭和喫茶の仕返しをされているような感じさえすることがあります(笑)。

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