ドーナツの穴

ところで先日、クリスピークリームで「ブリュレカスタードドーナッツ」なるドーナツを食べた。
オールドファッションを食べたかったのだけど、なにやらへんてこりんなトッピングがほどこされたものしかなくて、と言ってオリジナルグレーズドにするのもちょっと安直なように感じたのね。
それでショーケースの中を隅から隅まで観察し、目に入ったのがこれだった。
表面を炙るようにして焼き上げたのでしょう…、砂糖がとけて固まってクレムドブリュレの表面みたいに焦げている。

さわると硬い。
キャラメル化した砂糖の膜が殻のようにドーナツ生地を包んでいて、噛むとパリッて乾いた音と一緒に壊れる。
生地の中にはカスタードクリームが絞り込まれて、生地と一緒にとろけてくのネ。バリバリ壊れる表面がそのなめらかを引き立ておいしい。

焦げたキャラメル部分がほろ苦い。
甘いドーナツのよきアクセントで、これはおいしい。オキニイリ。
ひっくり返してみると転生する前はオリジナルグレーズドであったことが見て取れる。
小さな穴がたくさん空いてて、おそらくいくつもトゲトゲが突き出したクリーム充填のための道具で刺された跡に違いなく痛かったね…、頑張ったね…ってねぎらいたくなるオゴチソウ。

そしてこの穴あきドーナツを食べながら、オスカーワイルドの名言を思い出しました。
ドーナツの穴に関する名言に、若干の異論を唱えたくなりました。

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