ドーナツでベーコンエッグを挟んだら…!

有楽町からはじめる朝。ひさしぶりに体に悪い朝ご飯をと、クリスピークリームドーナツにくる。
いくつかの店でやってる「ドーナツ屋さんの朝ご飯」。
案外好きで、でも体のことを思って半ば封印している料理でもある。
マルイの運営するファッションビルの地下一階。開業当初はいかにもファストフードって感じの店で、それはそれでアメリカっぽく好きだった。
ただ、ファッションビルを利用する人たちに広くアピールしようと思ったのでしょう…、カフェな感じに改装をした。
それでかお茶だけ飲みに来る人も増え、そこそこ繁盛しているみたい。ドーナツを食べなきゃ…、ってムードはなくなってしまったけれど、商売ということを考えるならしょうがない。好きなお店が根こそぎなくなってしまうよりよしと思うことにする。

目当ての料理を注文し、番号札とアイスコーヒーをもらって着席。アイスコーヒーが入ったグラスがカフェ的。ほどよく厚みがあって口が広くて口から鼻をすっぽり覆う。ここのアイスコーヒーは苦味がしっかりとして酸味ゆるやか。香りがいいのが特長で、その香りを思う存分たのしめるグラスの形にニッコリします。
ドーナツ屋さんの朝食メニューは2種類あって、ベーコンチーズとベーコンエッグ。ベーコンチーズの方がより強烈。だってチーズを挟んたドーナツにカリカリ焼いたベーコンを脂ごとかけあっためた脂まみれの一品で、でもおいしい。ボクが20代だったらまとめて二、三個食べたくなるようなおいしさで、それにしようかとも思ったけれど体のことを気遣い(笑)ベーコンエッグをたのむことにした。

クリスピークリームの主力商品。
オリジナルグレーズドを二枚に開いて、中に目玉焼きとグリルドベーコンを挟んだもの。
名前の通りで、いかにもシンプル。
ソースや薬味を一切必要とせず素材同士の持ち味で味わう趣向。
噛むとクシャッとドーナツ生地が潰れます。
同時にジュワっと油がにじむ。
砂糖の甘さを帯びた油です。口の中がひんやりとして、あぁ、甘いって思った次の瞬間、しょっぱいベーコンが舌にさわってびっくりします。
ドーナツの油にベーコンの脂がまじってとろけていくのもつかの間、プチュっと目玉焼きが潰れて黄身がほとばしり出る。
黄身は甘くてこってり濃厚。まるでソースのようにふるまい口の中のありとあらゆるモノを引き受けひとつにさせる。思わずウットリ。

ベーコンという食材は甘みと出会うと一層おいしくなる食材。パンケーキのサイドにカリカリに焼いたベーコンを添えてもらってメープルシロップをかけまわし、それをたっぷり吸い込んだ甘いパンケーキと一緒に食べると、塩の旨味やスモーキーな香り、肉の旨味がこころおきなく堪能できる。パンケーキが主役のように見えて実はベーコンの引き立て役だったと思えるほどに、ベーコンと甘みの出会いは衝撃的。そしてこれがまさにそういう衝撃を味わうことができる名作。堪能します。
それにしても今日は朝から蒸し暑い。商業施設の中は冷房がまだ効いてなく、じっとしてて汗が滲んでしょうがない。しかも血糖値を上げる食事をしたあとです。じっとり汗かくグラスを見つめて、歩かなくちゃ…、ってちょっと思った。立ち上がる。

 

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