ドトールのAモーニング、4/4のコーヒー

朝、近所のドトール。
先日、タリーズでホットドッグを食べた日記を書いた時、ドトールのジャーマンドッグに関するコメントをもらいひさしぶりに…、と思った。
ファストフードでホットドッグという提案を本格的にしたのはドトール。当時は本当においしかった。カウンターにソーセージを焼くローラー状のマシンが置いてあって、それで焼かれたソーセージは表面パリッと香ばしく中はジューシー。おいしかった。
あの頃のジャーマンドッグと今のはまるで別物だよなぁ…って思って結局サンドイッチの朝食セットを選んでたのむ。

人手を省かずしっかり作ったサンドイッチです。おそらくローラー状のマシンで焼くと時間がかかる。待たせないようにするにはロスを覚悟しなくちゃいけなくてファストフードのオペレーションになじまなかった。それで今のスタイルになったのだろうけど、果たしてファストであることが今のコーヒーチェーンにおいて本当に重要なことなのかどうかと、十分手間をかけるために少々待たせるサンドイッチが、ときに欠品になるほど売れてる状況を見ながら思う。
表面、かさかさに焼きあがったトーストブレッド。パリパリのレタスにぽってりとした卵サラダ、トマトにハムと見た目も味わいもはなやかで朝のお腹が満たされるのがありがたい。

 

関連ランキング:カフェ | 四谷三丁目駅曙橋駅新宿御苑前駅

 

新宿二丁目の「オールシーズンズコーヒー」って店。
夜の街二丁目で、最初、ネットカフェのようなのがここにできた。wi-fiが自由に使えてセルフだけれどコーヒーもあってと至れり尽くせりだったけどはやることなく結局潰れた。
近所にインバウンド向けの民泊施設が次々できてた時のこと。彼らの不便を解消できる場所になれば、ということだったに違いなく、けれどそういう場所を誰も便利と思わなかったのでしょう。
そこがコーヒーのロースターをおき自家焙煎のエスプレッソカフェに変わった。
おいしいコーヒーが手軽な値段で飲めて、しかもwi-fiが走る使い勝手のいい場所で、朝早くから営業時間いっぱい、必ずひと組以上のインバウンドさんがいる。今日なんて全員外人。ボクだけ日本語…、肩身がせまい(笑)。

別々の民泊施設に泊まっていた人たちが、ここを待ち合わせ場所にして今日の行動の打ち合わせをしたりする。
まるで社交場。
30分ほどボーっとしていたんだけど、一人、二人と人が集まり一人いなくなったと思ったら、また人が入れ替わりをくり返す。
自由な感じがオモシロイ。
エチオピアを使ったマキアート。
酸味は控えめ。甘みが強くて苦味もスッキリ。ミルクとの相性が良くって飲み口なめらか。今の季節にピッタリな爽快感を感じる味わい。

ちなみに昼の1時を過ぎるとお店のムードは一新し、スイーツ女子が「栄え」を狙ってやってくる。クラシックに焼いて作ったプリンが午後から提供されてそれをスマフォにおさめようと行列ができたりさえする。
にぎやかだった店の空気がシーンと静かになって時折、スマフォがパシャッと音立てるだけ。
今の日本。社交は目の前にあるのでなくてバーチャル空間にあるものなんだ…、と思うとちょっとほろ苦い。

 

関連ランキング:コーヒー専門店 | 新宿御苑前駅新宿三丁目駅新宿駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。