ドトールの朝。そば屋の中華そばにそば屋のカレー

移動の先のドトールコーヒー。
いつもと違ったドトールコーヒーでいつもと違った朝食セット。
クロックムッシュを選んでたのむ。
オーダー端末で決済をしてレシート番号を呼ばれるまで待つ。最近のドトールコーヒーはみんなこういうシステムで、うちの近所の昔ながらの口頭注文の人間らしさがなつかしい。
番号呼ばれてとりにいくと、おいしい匂いが待っていた。
ドトールコーヒーのサンドイッチ用の食パンは薄くて粗い。ただこのクロックムッシュのパンは若干厚めでその分、耳が頑丈。
よく焼いてくれてはいるけどサクサク感がいささか弱くて、サンドイッチ用のパンで作ってくれればいいのになぁ…、って思ったりする。しょうがない。

食パンの上にホワイトソース。ハムをのっけてチーズを重ねる。チーズを溶かして仕上げたところにパセリのパセポンをちらして完成。このパセリをほどこすひと手間がドトール的とでもいいますか。彩りがよい。
手に取るとどっしり重たい。噛むとパンの底の部分が焦げてサクッと前歯をくすぐる。チーズが熱々。唇焼きそうになるのにびっくりしながら噛むと口の中がぽってりしてくる。
ホワイトソースがどっしり重い。チーズよりもクリームの風味が強くてかなり濃厚。半分におってサンドイッチ状にするとこれがかなりの噛み応え。ホワイトソースや溶けたチーズがパンと混じボリューム感もほどよくて、朝のお腹がたのしく満ちる。
アイスコーヒーもほどよいおいしさ。オキニイリ。

 

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仕事をすませて家にテクリと歩いて帰る。
途中、新宿御苑の近くのそば屋「更科」で昼にする。
入り口をガラッと開けると、ラーメンスープの匂いがしてくる。
そば屋だけれどここはラーメンで有名な店。
そば屋のラーメンの基準を遥かに超えた、おいしい醤油ラーメンを作ってくれる。
ちなみに「中華そば」とメニューに書かれておりまして、そうそう、昔、定食屋さんのラーメンはどこも中華そばと呼ばれていました。
中華そばとミニカレーのセットが1100円。
それがここでのオキニイリ。たのんでゴクリと水を飲みつつテーブルの上をながめる。七味の横に胡椒の瓶。いかに中華そばが売れているかがわかります。
しばらく待って料理が到着。雷紋模様に龍が舞う昔ながらの丼に醤油色したスープに焼豚、ほうれん草にめんまにネギ。麺の姿が見え隠れ。サイドのカレーもおいしい匂いをまきちらす。

カレー用のスプーンを紙ナプキンで縛るようにぎゅっと包んだ姿がこれまた昭和的。
麺は若干黄色く細く、軽く縮れたいかにも中華麺らしい麺線で、硬めの仕上がり。ザクっと歯切れて散らかる感じがとてもよい。
チャーシューは一枚きり。だけど分厚くスープにしばらく沈めておくと脂がとろけて肉がしっとり。とろけます。
ネギはザクザク、メンマはゴツゴツ、ほうれん草がしっとりと具材の種類は少ないものの中華そばにあってほしいと味、食感が揃っているのにニッコリします。
黄色みがかったカレーは見事に昭和的。ベースのスープがしっかりしていてぽってりとしたとろけ感がやさしくていい。赤い福神漬けがパリパリ砕けてカレーのとろけを引き立てる。
変わらぬこともステキなことです。のんびり歩いて帰ります。

 

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