ドトールのアサンド、ルノアールのガラナ

ひさしぶりにドトールで朝。
四谷三丁目の交差点近く。いつものスタッフがニコニコしながらゴキゲンに働くゴキゲンな店。
朝を明るくはじまる場所です…、オキニイリ。
朝食限定の手軽なセット。ハムとトマトとレタスにたまごサラダのトーストサンドイッチを選んでたのむ。お供の飲み物は小さなアイスカフェラテで、いつものたのしいオキニイリ。
カフェラテはほぼボタン一つで出来上がります。スタバに比べればとても簡単。
けれどサンドイッチは丁寧に時間をかけて作ってくれる。食パンをトースターで焼いてトーストにし、そこに具材を挟んでなじます。ナイフでざっくり2つに切り分けお皿に盛り付けできあがり。サンドイッチを作るために必要な仕事を何一つ無く省略せずしっかり作る。

こういう仕事を見るとドトールコーヒーは飲食店。
ただ、サービスのスタイルがはセルフサービスでファストフードのように見えてる。
それに比べてスターバックス はサービス付きの製造販売業。
スターバックスにもフードメニューはある。
サンドイッチにパイ、ペストリー、スイーツ系と品揃えは幅広く、しかも案外クオリティも高い。
けれどそれらはすっかり完成していて、注文を受けてからの作業は温めお皿に盛るだけ。
儲けるコトに徹するならば、現場で加工はせずにスターバックスのように扱うのが合理的でだからテイクアウトにも極めて自然に対応できる。その分、主力商品の飲み物だけはしっかりてをかけ作り、提供するという。そのやり方が外食産業の覇者を作ったとすればなかなか悩ましい。

さて、サンドイッチ。いつも惚れ惚れするほどキレイに出来上がっている。特にこの店のこの状態は突出していてボクは好き。
こんがり焦げて焼けたパン。スパッと切れた断面も見事にキレイでうつくしい。
薄切りのハム。いつもほどよき状態のトマトは甘くて酸っぱくて口の中でとろけてソースのようにふるまう。ぽってりとしたトマトサラダが壊れて散らかるトーストをまとめて口でとろかしていく。レタスはバリッとみずみずしくて、ちらしたパセリが目のうるわしい。
こんな上等なサンドイッチが飲み物付きで500円もしないというのにうっとりしながら頭を下げる。良き朝の今日。おゴチソウ。

 

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新宿に出てルノアール。
食品製造販売業なスタバに、飲食店なドトールコーヒー。そういう区別で云々するならさしずめここは「椅子販売業」。
居心地の良い空間に置かれた座り心地のよい椅子に値段がついてる。そんな感覚。ガラナコーラを飲んで時間をのんびり過ごす。
流麗な形の瓶に入ってやってくるのがまず好き。
シュワシュワとした細かい泡。甘くて酸っぱく独特の香りがあってずっとこれってどこかで飲んだ味だなぁ…、って思ってた。その正体がなかなかわからずもどかしかったのだけれども、これってオロナミンCドリンクの飲みやすくっておいしい奴じゃないかと思った。
そう思ったら元気が出ます。サービスのお茶がやってくる前によいしょと席を立ちました。

 

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