ドクタースリープ

映画を観ます。
公開されたばかりの「ドクタースリープ」。
ジャック・ニコルソンの怪演で有名な「シャイニング」の続編。1977年の公開でしたから42年後の続編ということになる。

主人公はジャック・ニコルソンが演じた前作の主人公、ジャックの息子。
彼の持つ不思議な能力「シャイニング」と同じような能力をもったものたちが善悪に別れて戦う。
…、って物語。
ジャックをユアン・マクレガーが演じているんだけれど彼がなかなかに適役。どう適役かというとそもそもの顔が特殊メイクのようで、不気味な物語の主人公として不自然じゃないのですネ。
途中、ちょっとだけ歌をうたうシーンがあるんだけれど、まさかムーランルージュばりにミュージカル映画になっちゃうんじゃないだろうねと心配になっちゃうほどに、どんな不自然も自然にこなせる器用なところも適役だった。

二時間半を越える長丁場。
「休憩なしの4本立て」って感じの映画。
一本目は「断酒への道」。
それに続いて「超能力大作戦」。
「血を吸わぬ吸血鬼」を挟んで、4本目が「対決、恐怖の館」。
それでフィナーレ。

おもしろかった。音と映像の力でずっと緊張を作り続け、得も言えぬ恐怖を上手に表現している。ただシャイニングの狂気に満ちた暴力的な恐怖はなくて、それを物足りぬと感じるかどうかが好きか嫌いかの分かれ目かなぁ…。
ボクは案外好きだった。

それにしても技術革新のおかげで、スタンリー・キューブリックが大仰な装置と手間暇かけて作り上げた独特の映像世界が、ドローンや自走ロボットで簡単に作れてしまう時代の変化をしみじみ思う。そんな作品。オモシロイ。

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