トンボと秋刀魚。神田にでかけて餃子を食べる

ラグビーのテレビ観戦を終えて軽くひと眠り。お腹が空いて目が覚めて部屋をでたら通路の手すりで休んでたトンボと目が合う。
日は強い。でも日陰に入ればしのげる強さ。湿気がなければ風も涼しく、あぁ、確実に秋が間近にやってきているって最近感じる。そしてトンボと遭遇です。写真を撮ろうとカメラをもそもそ取り出して構えてスイッチ入れてとちょっとモタモタしたけどみじろぎもせずズッとこちらをみているのね。
タナカくんがトンボの体を借りて秋を知らせにきたのかなぁ…、って思いながらパシャっと撮ったらブブンと空に飛んでった。
まもなく23日がくる祝日の昼。秋刀魚を食べたくなっちゃった。
そういえばやよい軒が秋刀魚の定食をはじめていたはず…、とテクリ歩いてやってきた。お店の外に秋刀魚の写真。店に入ると魚が焼ける匂いがしてる。秋刀魚の塩焼きに茄子の煮浸しがついた定食が960円。それにして待つ。5分ほど。

番号呼ばれて取りに行き、トレイを持って席に戻りながらずっと秋の匂いがただよっていることにニッコリします。
ほどよく大きな秋刀魚の塩焼き。
キラっと輝く銀色の体はまさに秋の刀の魚でござる。
背骨にそって箸を入れ、上下ふたつにまず分ける。
ワタもキレイで骨もしっかりしています。
尾っぽをもって持ち上げて箸を背骨の下にすべりこませようとしたらポキッと尻尾が折れた。なんたる不覚。
背骨の端をもってソッと箸をすべらせ背骨を剥がすと骨なし秋刀魚のできあがり。
あとはただただ食べるだけ。大根おろしに醤油をたらし、魚の香りは芳醇でレモンは絞らず秋刀魚の香りや持ち味をこころおきなくたのしんでいく。

脂は控えめ、筋肉質でけれど秋刀魚独特の旨味や香りは力強くて焦げた皮のサクッと壊れる食感もよい。
ワタも甘くてほろ苦く今年最初の秋刀魚は上出来。
タナカくんは魚を食べるのが上手でね…、皮つき骨付きの魚を食べるのが苦手だったボクはそれがくやしくてタナカくんが食べる様子をみながら徐々に上手になった。付き合いはじめて2年目くらいの頃だったかなぁ。「免許皆伝」って褒めてもらったときは本当にうれしかった。
今日も上手に食べました。茄子とししとうの揚げ浸しは甘めでサクッと衣の食感がなかなかによい。龍馬漬けをご飯にのっけて出汁をはり、サラサラ食べてお腹も満ちた。散歩する。

 

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テクリテクリと散歩をしてたらどうにも無性に餃子を食べたくなっちゃって「餃子の王将」を目指して神田の町に行く。
祝日の神田のお昼は静かです。家の近所にお店がないのでボクにとっての餃子の王将はワザワザ行く店。水道橋のお店はオリジナルメニューも豊富に揃う旗艦店。忙しいときのエネルギーに溢れた様にワクワクしちゃう。けれど今のような時期には小さく厨房と客席の距離が近いお店がいいなとそれで小さな神田のお店を選んだ次第。
座った席は中華レンジの真ん前で、すごい勢いで料理ができていくのも見える。おいしい予感にお腹がぐーぅと餃子をねだる。
よく焼きでってお願いすると作った人がもってくる。しかも「餃子よく焼きです」ってひと言添えてくれるのがなんともうれしい。

そして惚れ惚れするほど良き状態です。
焼かれた面はほどよく焦げてバリッと歯切れる。
餡はしっとり、薄皮生地がフルンととろけておいしい香りを残して消える。
餃子のタレに胡椒をたっぷり入れて食べるのが好き。
胡椒の香りが焼いた油をさっぱりさせて風味も良くなる。
お供に「ジャストサイズ」のかた焼きそば。量少なめの商品で、少なめとはいえ案外たっぷり。
パリパリに揚げた極細麺はひと握りほどのたしかに少なめ。けれど餡で閉じた具材はたっぷり。かなりのボリューム。しかもキャベツにもやしのみならず豚肉たっぷり、うずらの卵が一個コロンと入っているのにニッコリします。

具材たっぷりな以上に餡が多くてみずみずしくて、だからパリパリしていた麺がたちまちやわらかになっていく。このしんなりとした麺が好きでだからありがたい。
揚がった麺はやわらかくなっても香ばしさを残したままで、具材と一緒に口の中にあってもしっかり存在感を発揮する。
途中でお酢を注いで胡椒をたっぷりふると、サンラータン麺のようにもなって、味わいスッキリ。夏のお腹を刺激する。
お酢の力で餡のとろけがほどけてとろみのついたスープのようになっていく。野菜たっぷりの健康スープでお腹を満たすって感じがなんだかうれしくて、気持ちも満ちる。オキニイリ。

 

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